※写真は「二億円トイレ」。扉を開ければ便器が丸見えだ(森山高至氏提供)
4月13日、波乱の開幕となった大阪・関西万博。当日は強い雨も降る荒天で、会場のシンボルである「大屋根リング」では雨水があふれ、ずぶ濡れになった来場者からは怒号が飛び交うなど、トラブルばかりが話題にのぼった。なかでも混乱を招いていたのは、ト…
森山高至(もりやま・たかし)
1965年岡山県生まれ。一級建築士、建築エコノミスト。
早稲田大学理工学部卒業後、設計事務所を経て、同大学政治経済学部大学院修了。
地方自治体主導の街づくりや公共施設のコンサルティングを行いながら、ジャーナリストとしても活躍。
ポップカルチャーの視点を交えて建築を分かりやすく解説することを得意とし、著書に『マンガ建築考』(技術評論社)、『もし女子高生が家を設計したら』(マンガ原案、エクスナレッジ)、『費用・技術から読みとく巨大建造物の世界史』(監修、実業之日本社)など。新刊『ファスト化する日本建築』(扶桑社新書)が4月24日発売。