「俳優の横浜流星さん(28)は今、20代俳優No.1と言っても過言ではない活躍ぶりですよね」(夕刊紙デスク)

 横浜は2025年1月スタートのNHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』で大河デビューが控えているほか、11月29日公開の主演映画『正体』で、公開前からとんでもない記録を打ち立てている。

「横浜さんは、11月25日に発表された『第49回報知映画賞』で主演男優賞を受賞しました。この映画は脱獄した死刑囚が姿を変えながら“無実の証拠”を探す逃亡劇ですが、横浜さんは史上初の3年連続受賞をはたしたんですよね」(前同)

 横浜は22年の『報知映画賞』で『流浪の月』で助演男優賞、23年には『ヴィレッジ』、『春に散る』の2作で主演男優賞を受賞。そして今回の受賞で、主演男優賞受賞となり、史上初の3年連続受賞をはたしたのだ。

 また、2年連続の主演男優賞も役所広司(68)の受賞以来27年ぶりであり、記録ずくめの快挙となった。

「すでに大河ドラマ『べらぼう』もクランクインして撮影は進んでいますし、とにかく目覚ましい活躍ぶりですよね。横浜さんが演じる『べらぼう』の主人公・蔦屋重三郎については、いかに異端の人だったかという考察記事も出ていますが、横浜さんも20代俳優では異彩を放つ異端の存在。

 まず横浜さんは、役作りにかける情熱がすさまじいですよね」(同)

 横浜は水が苦手で泳げなかったが、阿部寛(60)主演の『DCU』(TBS系/22年1月期)に出演するにあたり、撮影に先立ってスキューバダイビングのライセンスを取得。さらに、ボクシング映画『春に散る』(23年8月公開)で主人公を演じるにあたり徹底的な肉体改造をしただけでなく、日本ボクシングコミッションのC級、つまりプロボクサー試験を受け、合格している。

「横浜さんは中学時代に極真空手で世界一に輝いた経歴の持ち主で、そのストイックぶりが役作りにも生きているということでしょう。類は友を呼ぶと言いますが、やはり俳優であり一流の格闘家でもある岡田准一さん(44)と“戦うこと”を目標にしているともいいますね」(前同)

 11月24日放送の『日曜日の初耳学』(TBS系)で横浜は岡田と交流があること、一戦交えることが目標であることを明かしたうえで、「格闘家の心としては、やっぱそういう自分が負けるかもしれないと思う人ほど燃えるんですよ」と、熱く語っている。