■兄が涙の動画更新するも「自己保身でしかない」

 また中町JPが個人チャンネルで配信した動画は、『それでも僕は幸せです。』というタイトルのもと、口を大きく開けた笑顔をサムネイルに設定している。動画の内容は自身の生い立ちとYouTuberになるまでのストーリーに加え、友達や仲間の大切さ、妹への想いなどで、家族への誹謗中傷や殺害予告も届いていることも告白した。

 動画では「なんて親不幸なことしてるんだって本当に情けない」と反省の弁とともに、今自分にできることは「人を幸せにする動画を作ること」だと語った。そんな中町JPには、《反省してこれからも頑張ってください》といったエールがコメント欄で寄せられる一方で、SNSには、

《サムネとタイトル、空気読めない人すぎない?ビビるわ》
《正直、何が問題だったのかあまり理解できていない気がする》
《家族を引き合いに出してるけど、被害者にも家族がいるんよ》
《自己保身でしかない》

 など、妹と同じく厳しい声も。前出の元YouTuber事務所関係者がこの炎上についての“出火元”をこう分析する。

「中町JPさんは、とにかくファンに向けて自分は元気だということをアピールしたかったのだと思いますが、そもそも今回の炎上の発端は、全国ニュースとなった深刻な事故を“ネタ”にしたこと。運転手の安否が心配されるなか、事故に関する著名人の発言も関心を集めている真っ最中の出来事で、ファン以外の人にも広く中町兄妹の名が知れ渡りました。

 そういった素地ができあがったうえで、謝罪後一発目の“笑顔サムネ”には、違和感を抱いた人も多かったようです。つまり、中町JPさんのファンではない人が多数、今回の復帰動画を見に来たということでしょう」

 やはりというべきか、SNSにはこのような声も。

《「言葉選びが上手じゃない」っていうのが一つあるよね》
《単純に言葉遣いや言葉選びを学ぶ機会がなかったんだと思う》

 と、“本人たちの意図している意味合いと、伝わり方にギャップがあるのでは”という指摘も散見される。一大メディアとなったYouTubeで大きな影響力を持つということは、それだけの責務があるということ。今後、今回のような炎上騒動がないように祈りたいが……。