新メンバー5人を加え、8人組グループとして新たなスタートを切ったtimelesz。グループ公式インスタグラムが11日までに更新され、3月7日に30歳の誕生日を迎えたメンバー・菊池風磨(30)の誕生日を祝うサプライズ動画が公開された。
動画の冒頭、メンバーたちが待つスタジオセットに「喧嘩やめろよ!」とジョークを飛ばしながら入ってきた菊池。メンバーから「ハッピーバースデー・トゥー・ユー」の歌と拍手で招き入れられるも、照れ隠しなのか、新メンバー・橋本将生(25)の泣きまねで応酬するなど、序盤から和気あいあいとした雰囲気を見せる。
続けて、「うれしいね」と言いながら輪の中央におさまった菊池が、新メンバーの寺西拓人(30)から「これはチームtimeleszから。(菊池の)生まれ年のワインです」とプレゼントが手渡される一幕も。その後も「みんなで飲もうよ」(菊池)「おめでとう!」(メンバー)といったやり取りが交わされるなど、グループの明るい空気感とメンバー間の“わちゃわちゃ”が堪能できる動画となっている。
「動画の中で、菊池さんが30歳の抱負を聞かれる場面があるのですが、菊池さんは“30歳というか、もう30代なので”と前置きし、“30代はもう、グループのために生きます!”と人生をかけた抱負を宣言。笑顔で“最高のこれからにしましょう!”とさらなる飛躍を誓っています」(女性誌ライター)
社会現象級の話題になった『timelesz project』通称「タイプロ」は、「SexyZone」から「timelesz」へと名前を変えて再出発した菊池、佐藤勝利(28)、松島聡(27)の3人が、“仲間探し”をテーマに昨年4月よりスタートさせたオーディション企画。その様子は、昨年9月からおよそ半年間にわたってNetflixで配信され、2月15日に5人の新メンバーを加えた8人体制での活動がスタートした。
「タイプロ効果で関連アカウントのフォロワー数は軒並み急増しており、timeleszの公式YouTubeチャンネルも、タイプロ終了前後から登録者数が20万人増加し、ついに100万人を突破するなど、その勢いはすさまじいものがあります。
しかし、企画発足当初は外部からメンバーを募るというやり方に驚きや反対の声も多かったようですし、新体制スタート後も、メンバー同士のやり取りや呼び方といった些細なことで、たびたびSNSが炎上しています。
特に、グループの兄貴分的な存在の菊池さんが集中砲火を浴びることも少なくないのですが、そもそもこのタイプロは、菊池さんがグループの停滞感を打破するために事務所やメンバーにアイデアを出したことがきっかけで始動したもの。彼抜きにこのタイプロは成立していなかったということを、菊池さんのファンはよく知っているんですよね」(前同)
ソロ活動も順調な菊池が明かした、30代をグループに捧げるという力強い覚悟の言葉。ファンも大いに心打たれたようで、《個人仕事で時の人となり、30歳までは何でもやる、全部楽しくて決められないと言っていた風磨くんが30歳になって選んだ道が…【グループの為に生きる】ちょっと……泣いていいですか?》というコメントに対し、3月11日12時の時点で700以上もの「いいね!」が押されている。
タイプロ内で「俺は死ぬほど売れたい」と公言していた菊池。そもそも炎上=注目度の裏返しでもあり、timeleszと同様、メンバーの追加をめぐって炎上した過去を持つSnow Manが今や“死ぬほど売れた”グループになったことを鑑みると、避けて通れない道とも言える。