■ファンクラブ閉鎖は収入面で大打撃

 スキャンダル報道から7か月――重要な収入源であるはずのテレビレギュラーに復帰できない中丸。そして、このタイミングでのKAT-TUNの解散は、やはり金銭面で大打撃となりそうだ。

「KAT-TUNは解散と同時に、ファンクラブも閉鎖されることが発表されています。つまり、これまではファンクラブから得られていた収入も打ち止め、ということになりますよね」(前出のワイドショー関係者)

 KAT-TUNのファンクラブ会員数は28万人ほどと見られている。年会費は4000円のため、単純計算で1年につき約11億円という額になる。

「もちろん運営費や事務所の取り分などが差し引かれるため、タレントがそのまま受け取れるわけではありませんが、けっこうな金額にはなっていたのではないでしょうか。

 金額については、旧ジャニーズ時代の2019年に藤島ジュリー景子氏が社長に就任後は、会費の5~10%ほどがタレントに還元されるようになった、という話もありましたね。現在のSTARTO社はエージェント契約の導入など大幅にシステムが変わったので、現在の還元率はまた違うのでしょうが、いずれにせよ、KAT-TUNの解散によって、中丸さんはそこからの収入がゼロになってしまうと……」(前同)

 なお、現時点で中丸は個人としてのファンクラブは設けていないが、上田と亀梨は個人のファンクラブに近いサービスを展開している。

 上田は“オフィシャルギルド”として月額550円(年間6600円)のサービス『DAZZLE』を昨年8月末に設立。亀梨は『Inside23(インサイドミー)』という無料会員と月額330円(年間3960円)の有料会員が選べるソロプロジェクトを昨年3月末に立ち上げ、アパレルやジュエリー、オリジナルコーヒーなども販売している。

「シビアな話ですが、これまでKAT-TUNのファンクラブに入っていた人には、ずっとグループを応援してきたファン、亀梨さんのファン、上田さんのファンもいたわけで、それで28万人という大きな数字になっていたんですよね。

 もちろん、中丸さんのファンも多いでしょうが、件の不倫も同然のスキャンダルで好感度は大幅に落ちてしまっていますよね。KAT-TUN解散後、ソロになりファンクラブを作ってもどれだけの人が入ってくれるか……。そういう意味でも、亀梨さんとの別れ、そしてグループ解散は、中丸さんにとって痛恨の事態でしょうね」(前同)

 中丸はレギュラー復帰が叶わぬなかで漫画家業、イラスト執筆には精を出しているようだが……一方で妻の笹崎は、2月28日放送の『ダマってられない女たち』(ABEMA)や3月17日放送の『ネプリーグ2時間SP 各局出身アナウンサーNo1決定戦2025』(フジテレビ系)など、バラエティ番組を中心に露出が増えている。家計の面では、しばらくは妻の笹崎が支えることになるのかもしれない。