4月1日に放送スタートする、多部未華子(36)主演のTBSの火曜ドラマ『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』(火曜午後10時)に、内容、キャスト、同曜日放送の類似タイプのドラマなどの好条件が重なり、ヒットの期待が高まっている。

 同ドラマは、同枠で19年放送の人気ドラマ『わたし、定時で帰ります。』の著者・朱野帰子氏のお仕事小説『対岸の家事』(講談社文庫)が原作。2歳の娘の育児と家事に奮闘する専業主婦・村上詩穂(多部)が、働くママや育休中のエリート官僚パパなど、出会うはずのなかった“対岸にいる人たち”たちと交流していく物語。

「“家事”という終わりなき仕事をテーマにした新たなお仕事ドラマ」をうたい、火曜ドラマでありながら恋愛要素はほぼゼロ。しかし、最近の火曜ドラマは24年4月期の『くるり〜誰が私と恋をした?〜』以降、同年7月期『西園寺さんは家事をしない』など恋愛をメインに据えた作品はなく、違和感はない。

 むしろ、最近は王道の恋愛ドラマはウケが悪いため、GP帯(午後7時~11時)での作品数が減っていることもあり、自然な流れといえる。逆に増えているのは、不安定な社会情勢を反映してか、社会問題を絡めたもので、今作も仕事と育児という現代的なテーマ。お仕事ドラマとしても、アップデートされたものになりそうで期待できる。

 そして、キャストは盤石。一児の母の多部は最近、食器用洗剤、お好み焼き粉、パスタソースなど、出演CMも主婦路線が多くて、メイン視聴者の30~40代女性に顔が売れている。出産後も精力的に仕事をこなしているのも、働く女性たちには好印象で、支持されることは間違いない。