吉本興業所属の6人の芸人が、オンラインカジノで賭博を行なった疑いで書類送検されてから10日が経過した。
4月3日に書類送検されたのは、お笑いコンビ・ダイタクの吉本大(40)、9番街レトロのなかむら★しゅん(31)、プリズンクイズチャンネルの竜大(31)と“最強の庄田”(35)、ダンビラムーチョの大原優一(35)、ネイチャーバーガーの笹本はやて(33)。いずれも容疑を認めており、起訴を求める「厳重処分」の意見がつけられた。6人の処分について事務所関係者は《今後の状況を見て判断する》としたと報じられている。
「同問題は、吉本に所属する芸人が、オンラインカジノで賭博をした疑いがあるという情報提供を受けた警視庁が、これまでに、芸人10人弱から任意で事情を聞くなど捜査を続けてきたものです。
2月5日の時点で吉本は《コンプライアンス違反があった》として一部タレントを活動自粛にしたと発表し、4月3日に書類送検されたダイタクの大さんとなかむらさんがオンラインカジノ関連の事情聴取を受けていることが報じられていました」(ワイドショー関係者)
さらに2月14日夕方配信の『毎日新聞電子版』が、24年に史上初の『M-1グランプリ』連覇を果たした令和ロマン・高比良くるま(30)と、同じく『M-1』チャンピオンのとろサーモン・久保田かずのぶ(45)も関与していたと報じたことで、世間に激震が走った。
報道で名前が出た久保田は、2月21日放送の自身のラジオ『とろサーモンの冠ラジオ枠買ってもらった。』(渋谷クロスFM)で関与を完全否定。「刑事さんから今後の聴取の予定はないと思いますということを言われまして」ともコメントし、現在は問題なく芸能活動を続けている。しかし、令和ロマンのくるまの復帰はいまだ叶っていない――。
くるまは2月15日にコンビのYouTubeチャンネルを更新し、オンラインカジノを利用したことがあると認めて謝罪。事情聴取を受けたとも明かし、時期については「2020年末ほどまで1年ほど続いておりました」と、最後にオンラインカジノに触れたのは約4年前だとも説明。YouTube更新の4日後、2月19日に芸能活動を自粛することを発表した。
「オンラインカジノ騒動に続いて、2月21日には既婚女性と不倫していたとも報じられ、同日、くるまさんはXで疑惑を否定しましたが、以降はSNSの更新もありません。活動自粛から50日以上が経過しましたが、令和ロマンとしての近況は聞こえてきません。これだけ自粛期間が長期化しているのはコンビでの活動再開への話し合いが順調には進んでいないからといいますね。
くるまさんなりの考えや哲学があり、そこが相方・松井ケムリさん(31)とは折り合わずに平行線をたどっている感じだと関係者の間では言われています。“こういうやり方で復帰しよう”という感じに、2人の間でなかなか合意できないのではないでしょうか」(前同)
そんななか3月31日、テレビ朝日深夜の月替わり枠「バラバラマンスリー」での新番組が明らかに。月曜にはケムリがMCを務める『老後ドリーム』が放送されることになった。
「すでに同番組の放送は始まっており、ケムリさんは他の仕事もありピンでも大活躍ですが、相方のくるまさんはどうなるのか……」(前出のワイドショー関係者)