■『ゴゴスマ』&関西MC番組も同時間帯トップ

 長野は4月7日に自身のXを更新。《昨日のMRサンデーでの私の発言について、私の言葉足らずのために本意を伝えることができず反省しています》とし、中野氏の指摘については《うまく伝えられなかったと思ったのですが、時間がなく言い直すことができませんでした》と振り返った。そのうえで《これが本意だったのですが、もちろんそう聞こえなかったという方はいると思うし、不快な思いをされた方にお詫びします。申し訳ありませんでした》と謝罪した。

 しかし、長野の謝罪後も、

《Mr.サンデー、想像以上に酷かった。二次加害禁止!》
《宮根誠司、やしきたかじんの話を持ち出して笑い話にするなよ》
《長野智子がヤバいってネットで騒ぎになってるけど、発言としては宮根誠司な方がヤバいし、あれは彼の番組。断言するがああいう人にMCをやらせてる限りフジテレビは絶対に変わらない》

 と厳しい意見が多数寄せられることになった。

「この日の『Mr.サンデー』の放送内容に対しては、SNSが炎上しただけではなく、視聴者からの結構な数のクレームがフジテレビに入ったといいますね。中居氏がMCを務めた『だれかtoなかい』(フジテレビ系)が打ち切りとなり、4月からは『Mr.サンデー』が21時台からの2時間番組になりましたが、いきなり厳しいスタートになってしまいましたよね。

 そんな『Mr.サンデー』MCの宮根さんの“一丁目一番地”の番組といえば、『情報ライブ!ミヤネ屋』(読売テレビ制作、日本テレビ系)。3月31日に読売テレビの西尾桃アナ(24)が5代目MCに就任して宮根さんの隣に立つことになりましたが、石井亮次さん(48)がMCを務めるライバル番組『ゴゴスマ~GOGO!Smile!~』(CBCテレビ・TBS系)の猛追を受けていますよね」(前出の制作会社関係者)

 3月31日、『ゴゴスマ』の2024年度平均世帯視聴率が4.9%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)となり、NHKを含む同時間帯の番組で初の年度視聴率単独トップを獲得した。24年の年間トップに続き、関東での放送開始10年目で初の快挙となった。

 さらに石井がMCを務めるカンテレの『ドっとコネクト』(日曜午前11時20分、放送エリアは近畿広域圏、北海道ほか)の4月5日放送回が同時間帯トップの視聴率を記録し、新年度好スタートを切った。関西ローカルの同時間帯は、お笑いコンビ・トミーズの長寿番組『せやねん!』(MBSテレビ)をはじめ激戦区だが、番組3年目に入った『ドっとコネクト』は世帯視聴率6.5%、個人視聴率3.5%を記録。

「『ゴゴスマ』が関東地区でも放送されるようになって10年、石井さんがフリーアナに転身してから5年。24年3月にレギュラー放送は終了しましたが、先も3時間SPが放送された『日立 世界・ふしぎ発見!』でもMCを務めるなど石井さんのお茶の間の認知度も上がり、『ゴゴスマ』だけではなく、『ドっとコネクト』も好調ですよね。

 日々の『ゴゴスマ』での石井さんは常にフラットな姿勢で優しさが伝わってきますし、コメンテーターの話をしっかりと聞き、意見を引き出そうとする司会ぶりが人気を博しています。

 一方で『ミヤネ屋』の宮根さんは、高圧的にも見えてしまう上から目線のコメントをしたり、コメンテーターの言葉を途中で遮るような場面もある。そんな宮根さんとの対比もあってか、石井さんの好感度は上がっていますよね」(前同)