■ホームページから削除された記事、畠山アナを待ち受ける受難

「阿部さんは、不倫報道が出る前の2022年4月に東京アナウンス室からNHKラジオセンターに異動しています。そこでラジオ番組『マイあさ!』のキャスターを月~金で務めていたものの、不倫報道直後に本人の申し入れで降板。その後、同局の前田晃伸会長が定例会見を行い、“私たちが調べているかぎり、職務規定に違反した事実はない”とコメント。

 その後、23年に『週刊女性』(主婦と生活社)が70年以上続く長寿ラジオ番組『ひるのいこい』で編集長として現場復帰したと報じましたが、現在は同局のアナウンスルームのページに彼の名前はありません」(前出のワイドショー関係者)

 多くの“証拠”がそろった状態の不倫報道が出ても、“一発退場”にならなかった阿部アナ。果たして、畠山アナの今後はどうなるのか。今回の不倫疑惑の記事で、文春はNHKに見解を求めているが、《職員個人に関することについてはお答えしていません》と回答している。

 そんな彼女だが、「今回の不倫報道のダメージは大きい」というのは、前出のワイドショー関係者。

「現在もホームページに彼女の名前はあるのですが、不倫報道を受けてか、過去に畠山アナが自身の仕事のヒストリーについて綴った記事が“削除”されたんです。

 その記事とは、24年9月にNHKの公式サイトに掲載された『元営業のわたしが報道リポーターとして現場の声を伝え続けるわけ』と題された、畠山アナがアナウンサーに転身したきっかけについて書かれたもの。『文春オンライン』が畠山アナの不倫記事を公開した4月16日の夜には読めたのですが、現在は見られなくなっています(4月17日時点)。これは今後、何かしらの“お咎め”があることの前触れなのかもしれません……」

 削除された記事で畠山アナは、仕事における心身の負担について、このように綴っていた。

《この仕事は毎日違うテーマを取材します。正直、慣れることはありません。殺人事件の現場取材をしたかと思うと、翌日は外国人観光客が過去最多となったことに関する取材、さらにその翌日は四国で起きた震度6弱の地震について取材...というように、変化が激しい。なので、心身の管理を徹底するよう心がけています》

 報道にもあった通り、彼女が密会していた男性ディレクターの妻は今、妊娠中だ。記事には妻が、周囲に畠山に対してのやるせない思いを漏らしていたことがこう書かれている。

《許せない。こんな酷いことをする人に、公共の電波でニュースを伝える資格があるのか……》

 畠山アナは今後、NHK内でどのような仕事をしていくのだろうか。