■大多亮氏は『愛という名のもとに』&『東京ラブストーリー』のプロデューサー

 元タレント・中居正広氏(52)の女性トラブルを巡る一連の問題で、フジテレビなどが設置した第三者委員会が3月31日に調査報告書を公表。調査の過程で石橋にもヒアリングを打診していたことが明らかになった。

 報告書には10年以上前に飲食店で起きた事案として次の記載があった。

《番組出演者が突如としてズボンと下着を脱ぎ、下半身を露出した。危険を感じた女性社員は、「私はそういうのだめなので」と荷物を持ち地上階に上がり、外に出てタクシーを拾い帰宅した。番組出演者は引き止めるということもなく、ぽかんと見ていた》

 4月10日発売の『週刊文春』(文藝春秋)は《番組出演者》が石橋だと報道。これを受けて16日、石橋は所属事務所を通じて謝罪コメントを発表。

 石橋はかねてより公表していた食道がんに加え、咽頭がんも併発していたと明かしたうえで、《10年余り前のことで記憶が曖昧な部分もありますが、記事にあった方々と会食した覚えはあります。そこで起きた詳細については、かなり深酒をしてたためか、覚えていないのが正直なところです》と釈明。

《私自身の至らなさゆえ、かなり羽目を外してしまったかも知れません。同席された女性の方には、不快な思いをさせてしまったことを、大変申し訳なく思っております。叶うのであれば、快復後直接お会いして謝罪させていただきたく思います》と謝罪した。

 また、4月4日には第三者委員会の報告を受けた大多氏が関西テレビ社長から辞任することを発表するに至った。

 被害女性Aが中居氏からの性被害をフジテレビに申告したものの、当時の港浩一社長(72)と大多専務、編成制作局長らが「プライベートな男女間のトラブル」と判断していたとし、「性暴力に対する無理解と人権意識の低さが見て取れる」と認定された。

 4日の囲み取材で大多氏は「第三者委員会の調査報告書において、当時の私の対応に厳しい指摘を受けました。その指摘を真摯に受け止め、これ以上、関西テレビ社長の職を続けることは不適切と考え、本日付で辞任した次第です」と発表したのだ。

「石橋さんとは4年前に離婚済みですし、90年に写真週刊誌『フォーカス』(新潮社)が捉えた大多氏と鈴木さんの不倫報道もあくまで疑惑でしたからね。ただ、大多氏は『愛という名のもとに』と『東京ラブストーリー』のプロデューサーでもありましたね。

 タイミングがタイミングだけに、『この世界は1ダフル』に鈴木さんの出演映像が出なかったことを不審に思う視聴者は多かったですが、やはり主演女優の“完全カット”は違和感がありますよね。なんらかの事情があったことは間違いなさそうです」(前出の女性誌編集者)

“中居氏・フジテレビ問題”はフジテレビ内における鈴木の扱いにも影響をもたらしているのだろうか――。