■再稼働の動きは見えないが……「嵐は別格」

 ドラマの主人公は、日本では2010年代後半に認められたばかりの“新たな医療分野”のドクターだという。

「体調が悪いものの何科にかかっていいかわからず、その間に症状が悪化してしまう例も少なくないですよね。そういう事例を減らしていくような医療分野を描いた作品で、日本社会においても今、求められている専門医を、松本さんが演じることになるのではと見られています。

 今年の7月クールには相葉さん、櫻井さん、松本さんの主演ドラマが放送される可能性があって、さらに二宮さんも3月31日スタートのNHK連続テレビ小説あんぱん』のメインキャストに起用されていますからね。

 二宮さんは、北村匠海さん(27)演じる『アンパンマン』の作者・やなせたかしさんがモデルの柳井嵩の父親役。つまりヒロイン・今田美桜さん(27)の義理の父という非常に重要な役で、朝から二宮さんの素晴らしい演技が見られそうですよね。

 要するに、7月には、嵐メンバー4人の演技が見られることになりそうだと」(前同)

 小サイトは2月中旬、TBSに今年7月期の日曜劇場の主演に松本が内定したとされる件を問い合わせたが、期日までの回答はなかった。

 その嵐は2024年11月3日デビュー25周年を迎え、25年に入った今もアニバーサリーイヤーが続いている。2020年末の活動休止以降、再稼働は実現していないが、一部には今春にもコンサートが予定されているという報道もあった。

 24年4月、嵐の5人は「株式会社嵐」を設立。同社の社長に就任した四宮隆史氏は同年10月の『週刊文春』(文藝春秋)の取材に対し、「活動再開はするでしょうし……」とコメントしていたが――。

 芸能プロ関係者が話す。

「すでに3月に入っており、今春のコンサート開催は現実的には難しいでしょうね。リーダーの大野智さん(44)が首を縦に振らない限り、再稼働はありません。メンバーは“嵐の活動は5人でしかあり得ない”という考えを共有していますからね。大野さんの気持ちが前向きになるまでは、それぞれ個々での活動を頑張っていこうと、4人は自分の仕事に邁進しているのではないでしょうか。

 そんななかで浮上する二宮さん、相葉さん、櫻井さん、松本さんが同時期に、別々のドラマで主演やメイン級のポジションで出演するという話。あらためて、4人の人気や注目度、そして評価の高さを感じさせてくれますよね。やはり嵐は“別格”です」

 再稼働への動きはいまだ見えてこない嵐だが、芸能活動を続ける相葉、櫻井、松本、二宮はそれぞれ芸能界の第一線で活躍を続け、多くのファンを喜ばせている――。