歌手の中森明菜(59)が4月19日、大分スポーツ公園で行なわれた野外音楽祭「ジゴロック2025~大分“地獄極楽”ROCK FESTIVAL~」に出演。そのパフォーマンスや小室哲哉(66)との共演にファンから感動の声が上がっている。
明菜は、2010年に体調不良を理由に無期限の音楽活動の休止を発表。22年より体調回復に専念しつつも、ファンクラブをベースに、ファンクラブイベントやラジオなどで活動を再開していた。
MCから「人生初、野外フェスに降臨! 中森明菜~!」と紹介された明菜。1982年のデビュー以来、初の野外フェス出演となった。
そんな明菜が1曲目に披露したのはキャリアを代表する大ヒット曲『DESIRE-情熱-』。歌い終えると「盛り上がっていますか~? 明菜だ。生きてたぞ~!」と絶叫。続けて、「7月になったら還暦だ~! もうちょっと、あとちょっと、もうちょっと10年くらい前だったらもうちょっと踊れたかもしれない。だけど、精一杯やっているつもりだ!」と呼びかけた。
その後は「小室さんを筆頭にお招きをいただいたので小室さんに手掛けていただいた曲、2曲ほど、『MOONLIGHT SHADOW〜月に吠えろ』、『愛撫』をお届けしたいと思います」と再びパフォーマンスへ。
2曲を歌い終えると、小室から「みんな待ってましたよ。このフェスを機に活躍を期待しています」と激励され、明菜は「とんでもないです。お声がけもいただけなかったら、この場に立てなかった」と感謝していた。
「明菜さんが94年にリリースした『愛撫』は松本隆さん(75)が作詞を、小室さんが作曲と編曲を手掛けた楽曲です。同曲はファンから高く支持を集め、これを受けてでしょう、96年には小室さんプロデュースによるシングル『MOONLIGHT SHADOW〜月に吠えろ』がリリースされたんです。
明菜さんの今回の『ジゴロック』出演は小室さんがダメもとで声がけして実現したといいますが、キャリア初の野外フェスで小室さんとの共演が実現し、両者がタッグを組んだ『MOONLIGHT SHADOW〜月に吠えろ』と『愛撫』が聴けるなんて、ファン冥利に尽きるステージになったのではないでしょうか」(女性誌編集者)