フランス南部のリゾート地・カンヌで行なわれるカンヌ映画祭初の公認社交界「CANNES GALA(カンヌ ガラ)」の開催記者発表が4月18日、都内で開かれた。
第78回カンヌ映画祭(5月13~24日)の公認のセレモニーとして、「CANNES GALA 2025」が5月18日に開催される。“日本人チーム”である国際映画スタジオ・NOMAがプロデュースを手掛ける同社交界は、昨年が初開催。今年は完全招待制で150人が招かれる予定だという。
同セレモニーでは、華道家・萩原亮大氏による空間演出のなか、能楽師の大倉正之助氏、山中一馬氏による演目「夕顔」が披露されるという。
また、同セレモニーでは、音楽・アニメーション・宇宙開発・ファッション・テクノロジー・玩具・舞台芸術・文化遺産などの分野において、未来に希望を与える実績を残した個人と団体に対して、称号として「Preuve du Do(道の証)」を授与する授与式も行なわれる。
「CANNES GALA(カンヌ ガラ)」のチェアマン、映画監督でプロデューサーの太一氏は、「日本には潜在的な力はあるが、日本の芸能界は世界に届いていない。日本から世界への道はつながってはいない。メジャーリーグで活躍する日本の野球選手がいるように、芸能界でも世界へ。“Preuve du Do(道の証)”は日本のスターが日本から世界に出て行く窓口になる」と語った。
会見では、ディレクターに就任した映画監督の西原一平氏、エグゼクティブ・プロデューサーの中辻諒氏も登壇した。
今から約1か月後、日本、そして世界の芸術界、エンタメ界にインパクトを与える出来事が起こりそうだ――。