「舞台挨拶の時から、どこか違和感があったんです。3年半後、まさか、こんな報道が出るなんて……」

 そう言うのは、俳優・田中圭(40)のファンクラブに長年加入しているという女性ファンのA子さんだ。4月24日発売の『週刊文春』(文藝春秋、電子版は23日発売)が報じた女優・永野芽郁(25)と田中との不倫疑惑記事を受け、彼女はファンクラブの退会を真剣に考えているという。

 田中といえば、2011年に元女優・さくら(41)と授かり婚し、現在は2人の娘を持ち、“良きパパ”としても知られていた存在。そんな田中と、清純派女優として知られる永野との“禁断の関係”に、世間は大きな衝撃を受けている。

 21年10月、2人が共演した映画『そして、バトンは渡された』の試写会に参加したというA子さんは、当時をこう振り返る。

「その日の舞台挨拶には、永野さんは青いドレス姿で登壇していて、田中さんがサプライズで花束を渡す演出があったんです。花束を出された瞬間、永野さんは本当に嬉しそうで、その後、田中さんにエスコートされながら腕を組み、ステージを歩いていた姿がとても印象に残っています。

 当時はコロナ禍で舞台上にはアクリル板が設置されていましたが、2人の間には壁など感じさせないほどの親密さが漂っていたようにも見えましたね」

 さらに、舞台挨拶のなかで田中が「芽郁ちゃんはトマトが苦手なんですよ」と“ちゃん付け”で呼んでいたことに、A子さんは小さな違和感を覚えたという――。

「その後に行なわれた大ヒット御礼イベントでは、永野さんが“人を一瞬で好きにさせる魅力がある”と田中さんを褒めた後、“言わないほうがよかった?”とタメ口で聞いていましたね。それに田中さんが“どんどん言ってこう、そういうの!”とノリノリで返していて……。仲が良いのは微笑ましいけれど、ファンの間ではどこか不穏な空気も流れていたんです」(A子さん)

 極めつきは、同イベントで司会者から“お互いの秘密を暴露して”と話を振られたときのこと。田中が「秘密が多すぎるからな」と永野を見つめながら語ったシーンだったという。

「その後、永野さんが“田中さんは隠し事をしないタイプ”と前置きしたうえで、共通の知人に贈り物をする際、田中さんが自宅住所が書かれたままの荷物を渡してきた、というエピソードを話したんです。

 田中さんは“そういう隙だらけのところが良くない本当”と苦笑いしていたんですが、永野さんはまっすぐ田中さんを見ながら“そこを好きになられる方は、いっぱいいるんだろうなって思います”と……。報道が出た今だから、と言われてしまうのでしょうが、当時から2人の“距離”はめちゃくちゃ近くて……やっぱり怪しいと思っていたんですよね」(前同)

 双方の事務所は不倫関係を否定しているが、田中ファンにとってみれば、あの頃の両者のやり取りは「予兆だった」となっているようだ――。