今田美桜主演NHK連続テレビ小説『あんぱん』4月18日放送の第15回で、松嶋菜々子演じる登美子と戸田菜穂演じる千代子の緊迫感あるシーンが話題になった。
『あんぱん』は、国民的キャラクターである「アンパンマン」を生んだ漫画家・やなせたかしさんと妻の小松暢(こまつのぶ)さん夫妻がモデルで、今田がヒロイン・朝田のぶ、北村匠海がやなせさんをモデルにした柳井嵩を演じている。
登美子は、嵩の実母で再婚した際に子どもたちをおいて家を出た奔放な女性。千代子は嵩のおばで、嵩と弟の千尋の世話をしているが、第15回では登美子が離縁して8年ぶりに出戻り、「私は嵩のことが心配なんです」と言い放ち、千代子が「再婚先で親心も学んでこられたようですね」と応酬するヒリヒリした展開が繰り広げられた。2人の迫力ある演技にネットでは《ハラハラする》《強い》《怖い》などの反応があった。
2人のように、見る人が「怖い」と思うような迫真の演技をみせる女優に注目、今回は20~40代の男女に「怖い演技がハマる女優」について聞いてみた。(自社リサーチ)
第3位は、高岡早紀。
高岡は、2019年放送のドラマ『リカ』シリーズ(フジテレビ系)での演技の印象が強い。同ドラマで高岡が演じたのは、愛に飢え、歪んだ愛情で暴走する自称28歳の“純愛モンスター”の雨宮リカ。高岡は、自身の愛を邪魔するものは全て敵とみなし、愛した男性をも破滅に追い込んでいくリカを熱演、その独特な無表情さや言動で視聴者を恐怖させた。
「『リカ』はすべてが怖すぎました。舌打ちするところが何を考えているか分からなくて 異常に怖かった」(46歳/女性/パート・アルバイト)
「『リカ』は単純に怖かった。雰囲気も佇まいもどこか怪しげだった」(42歳/女性/会社員)
「ちょっとヒステリックな役が似合っていた」(47歳/女性/会社員)
「美人だが、クールな笑顔が悪役に似合う」(38歳/男性/会社員)