■これまで以上に「スキャンダルは勘弁」という風潮に

 向井は2014年12月に俳優の国仲涼子(45)と結婚。15年に第1子が、18年に第2子が誕生している。

「向井さんは長らく所属してきた事務所が合併することもあり、この4月に独立して個人事務所を設立しました。国仲さんも3月末をもってそれまで所属していた事務所を退所。向井さんと“合流”して夫婦で個人事務所をやっていくとも一部で報じられましたが、こういった点からも夫婦関係が良好なことがうかがえますよね。

 不倫に限らずスキャンダルはこれまで以上に重く受け止められる風潮にありますし、テレビ局もCMを出稿するスポンサー企業も現在、“スキャンダルはもう勘弁”となっています。そういった背景もあり、演技力の評価も高く、クリーンなイメージを強みとする向井さんの株が上がっているともっぱらです」(前出の芸能プロ関係者)

 所属事務所は否定するコメントを出しているが、永野と田中のものと見られるLINEのやりとりが流出し、

《内容やば!! 本当でも嘘でも普通じゃない行動とってるし、イメージが大事な俳優業はもうね…イメージ悪すぎて即チャンネル変えてる》
《田中圭好きだった 小学生の時好きな人「田中圭」って書いてたくらいだよ LINE流出でまっ黒に見えちゃうじゃん 真偽はわからないけどさ…》
《田中圭さんの演技好きだったのに〇〇報道から嫌悪感半端ない》

 と、田中には今まで以上に厳しい意見が寄せられている。

「田中さんと同世代の俳優では綾野剛さん(43)も、ガーシー氏(53)の暴露騒動によって一時は株を落としてしまいました。綾野さんらはガーシー氏を刑事告訴して懲役3年・執行猶予5年の有罪判決が下りましたが、騒動以降、綾野さんは地上波ドラマへの出演がこれまでよりは減り、今はNetflixオリジナル作品や映画での活躍がメインになっています。

 東出昌大さん(37)も20年1月に唐田えりかさん(27)との不倫が報じられ、同年8月にさん(39)と離婚。現在に至るまで地上波ドラマやCMには出演できていません。

 綾野さんに関しては自ら選んで配信や映画の仕事をチョイスしているところはありそうですが、とにもかくにも今、CMを出稿する企業や、スポンサー企業がいないと成り立たない地上波テレビのドラマは、徹底的にスキャンダルを嫌がります。ですので、少しでもそうした懸念があるタレントはキャスティングされないことになってきています。

 そのような流れのなかで報じられてしまった永野さんと田中さんの不倫疑惑。双方は否定していますが、次々と両者の親密さが感じられるものが出てきてしまっており、疑惑は深まるばかり……。そんななかで、田中さんの立場は厳しくなり、重なる部分がある向井さんに注目が行き、今後は今まで以上に活躍の場が増えることになりそうだ、と言われているということですね」(前同)

 今後、ドラマやCMにおいて、向井の活躍が目立つことになっていくのだろうか――。