■家族問題専門家が指摘する「慰謝料請求と離婚」
田中と永野の不倫疑惑、田中の妻・さくらさんの怒りについて「東京家族ラボ」代表で『壊れかけ夫婦のトラブル、解決します』(マガジンハウス)などの著書がある家族問題の専門家・池内ひろ美さんはこう解説する。
「奥さんが怒るのは当然です。これまでもお酒のことで迷惑を被って、田中さんの尻拭いをしてきたはず。そこに加えて今度は女性問題ですからね。初めてのトラブルだったらそこまで怒りはしないでしょう。ですが、田中さんはお酒の失敗を重ねてきているわけです。過去に何度も失敗してさらに……となったら“いい加減にしてよ!”となりますよね。
2人の娘さんにとって“恥ずかしい父親にならないでよ”という怒りもあるはずです。母親の立場から“娘がいるんだから”とは、聡明な女性は言いません。子どものせいにしているように見えますからね。ただ、言わないだけでそうした気持ちは誰の胸の中にもあるものです」(池内さん、以下同)
田中の妻・さくらさんが憤っているとされることに理解を示す池内さんだが、「離婚はしないほうがいい」とも話す。
「怒りに任せて離婚すると、お相手女性の側が手を叩いて喜ぶという展開もありますからね。2人のものだとされるLINEのやりとりでも、厚かましさを感じますし……。
奥さんは毅然と、夫の田中さんに反省を促し、娘さんにとって正しい父親になってもらう必要がある。そのためにも相手女性に慰謝料請求をするべきです。“あなた(田中)が迂闊に人を好きになったから、お相手も酷い目に遭う”ということを田中さんに学習させるため、そして、今後2度とこのようなことを起こさせないためにも、お相手女性に慰謝料を請求するべきではないでしょうか」
前出のワイドショー関係者はこう言う。
「永野さん、田中さんの双方は初報、第2報とも報道内容を否定していますが、世間やスポンサー企業は厳しく見ているのが現状です。また、文春は昨年秋から綿密な取材をしていて、取材データ、“関連素材”なども豊富にあると言われています。芸能関係者からは“第3弾もありそうだ”という話も出ていて……この騒動はまだしばらく続くことになりそうです」
永野との不倫疑惑を否定している田中だが、家庭内では肩身の狭い思いをしているに違いない。
池内ひろ美
1961年岡山市生まれ。家族問題評論家、コンサルタント。1997年「東京家族ラボ」を設立。精神科医、弁護士、心理カウンセラーなど専門家と協力体制をとり、カウンセリングやワークショップ、講演会などを精力的に行なっている。
YouTubeチャンネル『池内ひろ美の離婚の学校』
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