さまざまな芸能人と親交の深い写真家の下村一喜氏(51)が12日までにインスタグラムを更新。2020年7月に亡くなった俳優・三浦春馬さん(享年30歳)がブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』でローラ役を演じた際の写真を公開した。
この日、下村氏は《只今、公演中の舞台#キンキーブーツ は不朽の名作です。公演初日のお祝いの会場にて俳優の方々とお話しをしていて(まったくをもってまとまっていない興奮状態のままの会話で)よく見ると飲み物を持つ手が震えていた。そして眼がジワっと濡れていた。世界中で、沢山の名優達が演じて来たこの役を受け継ぐ緊張です》と、『キンキーブーツ』の舞台裏にまつわるエピソードを紹介。
その上で《勿論、そのなかには#三浦春馬 さんの存在が大きいと思います。#春馬さんの主人公ローラ役は鬼気迫るものがあり、憑依現象とも云える程の命がけがありました。ポスターやパンフレットやグッズのビジュアルのスタジオでの撮影から始まり、舞台まで、凄まじいオーラを放っていました》
《多様性を謳うこのミュージカルを象徴するには美し過ぎるくらいの俳優だったと想います。だからなをさら伝説となります。華麗とその裏側。一瞬に掛ける生命力と同時に存在する破滅。撮影者として僕は(不遜な言い方を許して下さるのなら)それがハッキリと視えますし判ります》
《ローラ役は春馬さんのためだけに用意された役柄では無く#ある重要なメッセージを伝える巫女のような存在です。この舞台は私達に『真理』を伝えてくれます。誇張無く名作です。と云う想いのまま》と、三浦さんが生前演じた『キンキーブーツ』のローラ役について感じたことをつづり、自身が撮影した三浦さんの写真を公開した。
「『キンキーブーツ』は2016年に小池徹平さん(39)と三浦さんのコンビで初演され、19年に再演。22年には小池さんと城田優さん(39)のコンビで再々演されています。
今年は3年ぶりとなる上演で、主要キャストを一新。チャーリー役のWキャストとして東啓介さん(29)と有澤樟太郎さん(29)、ローラ役のWキャストとして甲斐翔真さん(27)と松下優也さん(34)が抜擢されました。
同舞台のローラ役は、生前の三浦さんが自ら演じることを熱望し、かなり思い入れのある役だったことが知られています。一部ファンにとってローラ役は、三浦さんの象徴ともいえるような役でもあるため、今回下村氏がつづっていたように、主要キャストは並々ならぬプレッシャーを感じていたかもしれませんね」(女性誌ライター)
ローラを熱演する三浦さんのショットに、ファンからは《やはり、唯一無二ですね。ずっと忘れない》《最高に美しく気高いローラ》《春馬くんにとって、この役はスペシャル》《美しいの一言に尽きます》《春馬くんのローラが今のキンキーブーツに繋がっているから ありがたいです》《春馬くんも空の上から見守ってくれてると思います》とさまざまな反響が寄せられている。
さらには《春馬くん、とっても綺麗でした 心の中では、まだ生き続けています》《唯一無二のローラは春馬くんしかいない》といったコメントも。三浦さんのローラ役はもはや伝説だ。