■ジュニアファンが複雑胸中のワケ

 一方で、長く旧ジャニーズの、特にジュニアを応援しているファンの心境は複雑なようだ。

《猪俣くんまじめにちゃんと頑張る子だけど3ヶ月で冠番組とかデ組でもなくない?あまりに過熱しすぎてる。ジュニアと比べることじゃないけど2月にサイレント解体させられたジュニアとの格差がエグすぎて待遇が酷すぎる》
《瑞稀(KEY TO LITの井上瑞稀/24)とか嶺亜(同グループの中村嶺亜/28)に事務所が過ごさせている15年は何だったのって思ってしまう 歴どころか2人よりも年下だよ…若い方が有利な世界なのかもしれないけどそれなら早く瑞稀も嶺亜もデビューさせろよ》
《周杜が嫌いとかではないけど、ちょっと理解できないな セクゾと比べるなって思う人もいると思うけど、セクゾにはなかったのに、話題性とかで採用されてるのだとしたらほんとに納得いかない 正直、長年ジュニアやってる子たちに冠もたせて、話題になってデビューするきっかけになってほしい》

 といった、ジュニアとの格差などに言及する声も多く寄せられている。

「以前から、timeleszの新メンバーである猪俣さん、橋本さん、篠塚さんの3人は“ジュニア未経験の外部からの加入者”というところが受け入れられないファンは多かったんです。

 そして、3人が着実に売れてきている一方で、ジュニアたちは長らくデビューできないばかりか、ファンの声にもあるように“2月のサイレント解体”という出来事もありましたよね」(前出の女性誌編集者)

 今年2月16日、長らく活動してきたジュニア内ユニットHiHiJets美 少年7MEN侍少年忍者のメンバーが、ACEes、KET TO LIT、B&ZAIに再編成された。少年忍者は17人体制で活動継続となったが、残る3グループは自然消滅となり、美 少年の藤井直樹(24)はソロタレントとなった。

「今後デビューするとしても、これまで応援してきた元グループとしてではないということもあり、現在もファンはショックを受けているんですよね。

 その一方で、timeleszの新メンバー・猪俣さんは外部から加入して、わずか3か月弱でバラエティ番組や雑誌に引っ張りだこになったり、特番MCを任されたりと、大活躍している。もちろん、いきなり多くの仕事に直面することになった猪俣さんにも大きなプレッシャーはあるでしょうが、彼と推しの大きな格差を感じてしまうジュニアのファンたちが、複雑な思いを抱くのも仕方ないかもしれませんね……」(前同)

 timeleszの外部からの新メンバーは、篠塚も表紙を飾る5月16日発売の美容雑誌『美ST』(光文社)が発売前から緊急増刷が決定。橋本は篠塚と2人で4月25日深夜放送の『真夜中の社内恋愛』(日本テレビ系)にてドラマ初出演・初主演と、猪俣に負けず劣らずの活躍ぶりを見せている。

 彼らの活躍はもちろん良いことだが、かつてからジュニアを応援してきたファンの思いは複雑なようだ……。