■第1位は、ついにTBS『VIVANT』の“続編”が動き出すのか

1位  堺雅人主演、TBS『VIVANT』“続編”「9月撮影開始」情報入手 継続の“証拠”と2026年の放送で明らかになる「謎」

 堺雅人(51)の“伝説”のドラマが再始動へ――。

 2023年7月期にTBS日曜劇場で放送された『VIVANT』。架空の国・バルカ共和国と日本を舞台に、自衛隊の影の諜報組織「別班」の一員である乃木憂助(堺)の活躍を描いたオリジナルドラマで、『半沢直樹』で演出を務めたTBSの福澤克雄氏が原作・監督を手掛けた。

 同ドラマは謎だらけの“考察ドラマ”として社会現象級の大ヒットとなり、最終回は世帯視聴率19.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)、個人視聴率12.9%、コア視聴率(13~49歳の個人視聴率)10.1%という超高視聴率を叩き出すなど、日本中に“『VIVANT」旋風”を巻き起こしたことで知られる。

「『VIVANT』は言わずと知れたトップ俳優の堺さんだけでなく、阿部寛さん(60)、二階堂ふみさん(30)、松坂桃李さん(36)、役所広司さん(69)、二宮和也さん(41)と、主演級がズラリ。モンゴルで行なわれた長期ロケによるド迫力の映像も、大きな話題を集めました。

 そんな『VIVANT』は放送当時から、福澤監督が“3部作構想”を明かしていましたよね」(広告代理店関係者)

 福澤監督は、『VIVANT』の最終回が放送された23年9月17日開催のファンイベントにて、「正直、3部作くらいまで考えてる」「次回作は、皆さん次第」と、コメント。同年10月23日にBSS山陰放送で行なわれたインタビュー企画でも、《3部作くらいまでできている。できているんですけど…皆さんがTBSにやれーって言ってくれるとやれると思いますけど》と、話していた。

『VIVANT』の関連企画は最終回から1年半ほど経った現在も動いている。今年4月26日には旅行会社「日本旅行」とコラボした旅プラン『VIVANTロケ地を巡る!モンゴル5日旅』が開催。この企画は7月19日、8月12日のパック、さらには8月18日発の7日間の砂漠編もあるという。前出の広告代理店関係者は言う。

「今後もシリーズの予定があるからこそ、現在進行形でタイアップ企画が続いている、と考えられますよね。

 実際に『VIVANT』は、続編の本格的な準備が水面下で進められていて、今年9月頃からいよいよ撮影に入ると聞こえてきています。阿部さんのスケジュールを考えても、タイミングが良いですよね」

『VIVANT』には、現在放送中の日曜劇場『キャスター』で主演を務める阿部も警視庁公安部の野崎守として出演。『キャスター』は今夏には終了するため、阿部のスケジュールも1クール余裕がある。

「脚本は練りに練っている最中だと見られますが、前作では“明かされなかった謎”も続編では判明すると聞こえてきていて……。消化不良だった部分が、実は『VIVANT2』の伏線だったのかもしれません」(前同)

『VIVANT』は考察ドラマとして大ヒットしたが、ミスリードでは説明がつかないような描写もあり、“結局あれは何だったんだ?”と指摘されているところも多い。 

 特に言われているのが、堺演じる乃木が表向きの職として勤めている「丸菱商事」の上司・長野利彦専務。小日向文世(71)という大物俳優を使っていて、かなり意味深な演出もありながら、第4話を最後に登場しなかったことから、多くの視聴者が肩透かしを食らった。

 ヒロイン・柚木薫も同様だ。二階堂が演じていて、“顔をしかめて赤飯を食べる” 、“偽装パスポートの『福田結奈』を『ユイナ・フクダ』と海外式で読む”など不自然なシーンが多かったが、何の裏の顔も描かれず、最終的には“真相を知らないただのヒロイン”という感じだった。