■「不均等」「不公平」…不満の声の根本理由
しかし、不倫疑惑騒動の渦中にいる田中の姿がカットされず放送されたことに、視聴者からは、
《なんか見たことある奴だと思ったら、田中圭でした。見たくない最低男》
《永野芽郁の現状がある上で田中圭はTVに出していいんだ 諸々是非はあるにしても不均等では》
《田中圭出すなよ…でもちょっとおもしろくしてるから見たくなるやん!!!これが不倫した男女の違いなのか??でも田中圭顔見るだけでやっぱりきしょいな》
《女芸人を守るのは正しい、だけど渦中の田中圭はカットできるだろwww》
《田中圭は男性芸人に守られてカットなしで放送され、永野芽郁だけがどんどん消されていくの、どんだけ不公平なのか。既婚なのは田中圭の方なんだけど》
《なんで #田中圭 はテレビに出れるの? ベッキーの時と同じ。女性は干されて男性は無傷。 田中圭の顔見たくない》
などと、不快感を示す声や、永野の現状と比較して“不公平”とする声が多数寄せられることになった。
永野は、5月15日放送の『THE突破ファイル』(日本テレビ系)にゲスト出演した際、スタジオでのトークこそカットされなかったが、VTR中のワイプに顔が一切映らないという事態に。
「世間の声は、不倫が濃厚に疑われる田中さんが奥さんや家庭を裏切ったことに加えて、永野さんとの不公平感に怒りが募っている感じですね。
確かに、不倫疑惑報道後の対応の違い、その後の両者が迎えた展開を考えると、田中さんに厳しい声が寄せられるのも仕方がない気がしますね」(ワイドショー関係者)
田中は、最初に不倫疑惑を報じた4月24日発売の文春に、誤解を招く行動だったことを謝罪する釈明文を出した。そして、5月1日には有料のモバイルサイト『田中圭モバイル』の会員限定ブログで“仲間連れの飲み会が行き過ぎてしまった”などと、やはり釈明文を投稿した。
一方で永野は、まず4月28日放送の『オールナイトニッポンX』の冒頭1分間で「誤解を招くような軽率な行動をしたこと、心から反省しています」などと謝罪。
その後、5月16日に公開された主演映画『かくかくしかじか』の初日舞台挨拶では、“取材陣NG”の措置こそ取られていたが、永野が観客に向けて涙の謝罪を行なっていたことが報じられている。
「つまり、田中さんは現時点で文章でしか釈明しておらず、そのうちの1つはファンクラブ会員だけに向けたもの。“不倫”は当事者間のものではありますが、芸能人はイメージ商売であり、ファン以外へのコメントがないことで荒れるのはしかたないかもしれません」(前同)
田中は5月3日、主演舞台『陽気な幽霊』が東京・シアタークリエで初日を迎えたが、騒動についての言及はなく、現地に集まっていた報道陣の前に姿を見せることもなかった。
「その一方で永野さんは、公共の電波であるラジオや、大勢の人が集まる舞台挨拶で謝罪したことで、ひとまずの“ケジメ”はつけた印象もあります。それでもCMはどんどん削除されていき、大河ドラマ『豊臣兄弟!』もラジオも出演を辞退し、芸能界から“消滅”する羽目に。彼女の姿が見られるのは、収録済みのドラマ『キャスター』(TBS系)と映画『かくかくしかじか』だけという状況です。
今回、田中さんの『ちどかま』出演が燃えているのは、不倫疑惑だけでなく、“消えた”永野さんと違って、報道から約1か月間ダンマリ状態を貫いていながらテレビに出演しているという、不公平感も大きな要因となっていると考えられます」(同)
沈黙を貫く田中だが、果たして今後の対応は――。