PTSDを患っていることを公表している元フジテレビアナウンサーの渡邊渚(28)が23日までにインスタグラムを更新。テイストの異なる3パターンの私服姿の近影を公開し、反響が寄せられている。

 この日、渡邊は《最近の私服 メガネを新調しました》と綴り、3枚のポートレートをアップ。1枚目は、透け感のあるシャツにボストン型の丸メガネを合わせた知的な姿。2枚目は、ブルーシャツ&デニムに色付きサングラスを合わせた爽やかなカジュアルコーデ。3枚目は、ミニ丈スカート&黒ストッキングで美脚が強調されたシックなモノトーンスタイルとなっている。

「慶応大学卒業後、2020年春にフジテレビ入社した渡邊さんは、『めざましテレビ』や『ぽかぽか』、『もしもツアーズ』といった人気番組を担当していましたが、23年7月に体調不良で療養。24年8月末にフジテレビを退社した後、同年10月1日に自身のインスタグラムでPTSDを患っていたことを明かしていました。

 その後、渡邊さんは今年1月29日にフォトエッセイ『透明を満たす』(講談社)を上梓。PTSDに苦しんだ過去や実体験、同じような苦しみを抱える人へのメッセージが込められた同書は多くの人々の共感を呼び、発売直後には店舗やネット書店で売り切れが続出しましたが、発売から数か月が経った今も、現在進行形で売り上げを伸ばしているといいます。

 また、6月25日には、タイで撮影されたという初写真集『水平線』(集英社)も発売予定。渡邊さんは同写真集について、自身のインスタグラムを通じて《今の私をありのままに残しました。自分をまた愛せるようになりたいと思って、少し挑戦もしてみました》と思いを綴っており、こちらも注目されるのは必至でしょう。

 さらに、フジ退社後、彼女が初めて地上波番組のMCを務める千葉テレビのバラエティ番組『昨日のアレ観の裏観』も6月13日よりスタート。仕事面は順調のようです」(女性誌ライター)

 一方、渡邊は今月3日のインスタグラムで、自身のPTSDに関する“病状評価尺度のチェック”を行なったことを伝え、《一年前に測定したトラウマによるストレスの度合いより、今のトラウマによる二次被害のストレスの方が数値が大きいという結果に》と直近の値が芳しくなかったことを報告。

《それからというもの、毎日身体がズーンと重くて、毎晩悪夢でうなされるし、無意識で身体中を引っ掻いてしまったり、「殺される」など激しい寝言をいったり、現実か夢なのかわからない状態がまた始まりました》《この2年間で何度かあった症状だから、それなりに付き合っていく方法はわかっているのに、今は結構ギリギリな状態です》などと現状を明かしていた。

 以降、フォロワーからは心配の声が多く寄せられており、このたびの私服投稿に対しても、《メガネええね!! 雰囲気変わるぅー》《可愛さMAXです》《反則技》《美しすぎる 黒ストッキングもお似合いです》などの絶賛の声に交じって、《細すぎて心配》《少し痩せましたかね》《足細くないですか?ちゃんとご飯食べられていますか》といった反応も上がっている。

 3日の投稿では、「PTSDに完治はないと思っています」と今も心療内科へ通院していることを併せて明かしていた渡邊。周囲のサポートやファンの声援の力を借りながら、無理なく活動を続けてほしい。