■島田紳助氏が『ダウンタウンチャンネル』登場の可能性も

 3月30日放送の『行列のできる相談所 最終回3時間生放送スペシャル』(日本テレビ系)では、紳助氏の過去映像もオンエアされてSNSが騒然となった。

 これまで番組では16の学校を建設してきたが、最終回では過去の軌跡を振り返る場面があり、初代MCの紳助氏が「十分、失礼やと理解したうえででもやったほうがいい。たかが学校を1個作ったって何も変わらん。世界中に学校は何十万も必要。でも、その1個でもないよりはあったほうがいい」と熱く語る場面があった。

「紳助氏の登場に《島田紳助が行列のできる相談所に戻ってきた》《日テレ素敵やん…》と驚きの声が上がりましたが、やはり彼の登場はお茶の間を沸騰させますよね。話題の『ダウンタウンチャンネル(仮)』で、紳助氏が出演したコンテンツが配信されるのではないかという話もありますよね」(前出のワイドショー関係者)

 吉本興業が今夏にも、ダウンタウン松本人志(61)と浜田雅功(62)による独自プラットフォームのインターネット配信サービス『ダウンタウンチャンネル(仮)』を始動させると4月25日の読売新聞が報道。配信サービスはサブスクリプション(定額制)で、ダウンタウンによるコンテンツの発信や利用者も参加可能なライブ配信などを予定しているという。

 チャンネルでは、これまでダウンタウンが出演した番組をアーカイブ配信する案も挙がっているとされ、『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ系)や、紳助氏と松本によるトーク番組『松本紳助』(日本テレビ系)もその候補だと報じられている。

 制作会社関係者は言う。

「『松本紳助』が配信される可能性は高いようだ、と関係者の間で話されています。同番組でトークを回していたのは紳助氏で、松本さんはほぼ相槌を打つという回が多かったですが、それだけ紳助氏はトークに長けているということ。それで毎回、大きな笑いを生んでいましたよね。

『松本紳助』は根強いファンが多い番組ですから『ダウンタウンチャンネル(仮)』で配信されるとなれば、同チャンネルのメイン級コンテンツになることも考えられますし、そうなれば“紳助復帰待望論”はさらに沸騰するでしょうね。

 引退から14年が経ちましたが、毎年のように『M-1グランプリ』の審査員だけでもやってほしいという声が出るほど。昨年の『M-1』は20回目の記念大会で、番組の冒頭、画面に《いつまでもM1が夢の入口でありますように》と紳助氏の直筆の文字が映し出されたことも話題になりましたね。

 ただ、紳助氏がこれ以上、芸能界に関わるということはないでしょう。それは引退後14年変わらない姿勢で、仲間にお願いされて本当に少しだけ出る程度ですよね。でも、それが大きな話題になるし、今後は、過去のコンテンツがあらためて注目を集めそうということですよね」(前同)

 平成で消えた島田紳助氏だが、令和でもその影響力は絶大。大注目の『ダウンタウンチャンネル(仮)』では、紳助氏と松本の巧みな言葉のやりとりが再び見られるのだろうか――。