7月9日にスタートする、當真あみ(18)主演の連続ドラマ『ちはやふる-めぐり-』(日本テレビ系/水曜よる10時)は、この夏一番の注目作になりそうだ。

 同ドラマは、末次由紀氏のシリーズ累計発行部数2900万部を超える大ヒット漫画『ちはやふる』(講談社)が原作。部員が少なく、廃部寸前の梅園高校の競技かるた部が舞台で、幽霊部員・藍沢めぐる(當真)が新たに顧問となった大江奏(上白石萌音/27)と出会い、仲間と共に成長していく姿が描かれるオリジナル青春ストーリー。

 大ヒットした広瀬すず(27)主演の映画版から10年後の世界で、夏ドラマの中でも話題性は抜群の本作。キャストも強力で、主人公は伸び盛りの當真あみ、顧問に旬の上白石萌音、ライバルに演技派の原菜乃華(21)と、若手期待の大西利空(19)。さらに、競技かるた部のOBとして、広瀬すず、野村周平(31)らの出演が決定したのも心強い。

 その中でも、何より注目したいのは上白石萌音の存在だ。主演ドラマ、映画にこれまでハズレはなし。シリアスからコミカルまで演技の幅も広く、安定感でいえば同世代の俳優でナンバーワン。本作では、當真あみら若手俳優を立てる役回りになると思うが、上白石に任せておけば、なんの心配もないだろう。