今田美桜主演NHK連続テレビ小説あんぱん』6月30日放送第66回では、今田演じるのぶが「高知新報」に入社、戦後初めての女性記者として仕事をスタートする様子が描かれた。

『あんぱん』では、これまで長らく戦争中の悲惨な描写が多く、ようやく終戦を迎えたが、のぶは中島歩演じる夫の若松次郎を肺病で失うなど、悲しい展開が続いた。次郎だけでなく、ここまで病死や戦死で多くのメインキャストがドラマから退場している。こで今回は30~50代の女性100人に「朝ドラ『あんぱん』再登場熱望イケメン」について聞いてみた。(自社リサーチ)

 第8位は、濱尾ノリタカ(田川岩男)。

 濱尾が演じたのは、嵩の尋常小学校時代の同級生で、中国の戦地で再会した田川岩男。岩男は、戦地でかわいがっていた少年・リンに銃撃されて亡くなる。岩男は1年前にゲリラ討伐でリンの親を殺害しており、リンはその敵討ちのために岩男に近づいていた。岩男は最後に自分を撃ったリンを「あの子は関係ありません」とかばい、リンは「ぼくの胸はちっとも晴れない」「イワオさんは、ぼくの優しい先生でした」といい、視聴者の涙を誘った。

「最後が切な過ぎた」(41歳/女性/会社員)

 第7位は、中島歩(若松次郎)。

 中島は、今田演じるヒロインの最初の夫で一等機関紙士の若松次郎を演じた。穏やかでいつも優しくのぶを見守る夫だったが、終戦後、肺病で海軍病院に入院。6月25日放送の第63回で、のぶたちに見守られながら息を引き取った。

「夫婦のとても良い場面場多かったから残念」(43歳/女性/会社員)

「優しくてかっこいい旦那さんだったから」(50歳/女性/主婦)

 第6位は、細田佳央太(原豪)。

 細田は、のぶの実家の朝田家で、吉田鋼太郎演じるのぶの祖父、石工の釜次の弟子・原豪を演じた。河合優実が演じるのぶの妹・蘭子とは互いに想いあっていたが、軍隊に召集されて戦死してしまった。蘭子との明るい未来を望んでいた視聴者からは、豪の戦死に悲嘆の声が続出。一時は、ドラマの公式相関図から豪の名前が消えなかったことから、戦死は間違いで再登場があるのではないかと期待する人も多かった。

「どうしても生きていてほしい。いないなんて悲しすぎる」(50歳/女性/主婦)

「なにかの間違いで生きていてほしい」(48歳/女性/会社員)

「蘭子と結婚して幸せになってほしい」(40歳/女性)