俳優の上白石萌音(27)が、7月6日放送のSixTONESの冠バラエティ番組『Golden SixTONES(『GOスト)』(日本テレビ系)に出演。SixTONES・松村北斗(30)との“夫婦共演”が実現し、番組を盛り上げた。
「松村さんと上白石さんは、上白石さん主演のNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(2021年後期)で夫婦役を務めたことで知られています。今回の『GOスト』冒頭でも進行役のサバンナ・高橋茂雄さん(49)が“激アツやん! カムカムやん!”“安子と稔さん(※役名)が揃ってんねんで!”とテンションを上げていましたね」(女性誌編集者)
朝ドラ『カムカムエヴリバディ』は、大正から令和にかけて、母娘孫三代の女性たちの人生を描いた異色の朝ドラ。上白石は、1925年(大正14年)~1951年(昭和26年)が舞台の「安子編」の主人公・橘安子を演じた。
安子は、松村演じる地元の名家の長男・雉真稔と恋に落ち、両家の両親との紆余曲折を経て、1943年に結婚。しかし、稔はわずか1か月後に出征し、そのまま帰らぬ人に――という物語が描かれた。悲劇的な結末、温厚で誠実ながら、両親に安子を「僕の人生に必要な人」だときっぱりと言い切る男らしい姿など、稔は多くの点で人気を博したキャラクターである。
上白石と松村はその『カムカム』夫婦のイメージが強く、ダブル主演映画『夜明けのすべて』(2024年)で、互いに難病に悩む同僚役で再共演した際には「『カムカム』夫婦が再共演!」などと複数のメディアに報じられた。
今回の『GOスト』で『カムカム』撮影時のことを聞かれた上白石は、松村を「静かにずっとうるさい人」とバッサリ。松村が「あなたもそうでしょう!」と返し、上白石が「よくディベートみたいになってました」と、気心が知れた関係性を語っていた。
「そんな上白石さんと松村さんが再共演した『GOスト』では、2択クイズ『サイズの晩餐』のコーナーで見せた2人の距離感の近さも話題になりました」(前同)
『サイズの晩餐』とは、身の回りの物が指定された空間に入るのか入らないのかを見極めるクイズコーナー。今回は“歌手・こっちのけんと(29)が愛用している丸眼鏡に剣道の竹刀は通るのか?”というクイズで、スタジオにはヒントとしてこっちのけんとの眼鏡が用意された。
クイズ中、出演者が眼鏡をかけると、こっちのけんとの代表曲『はいよろこんで』のサビが流れ、それに合わせて同曲を象徴する“ギリギリダンス”を踊らされる、という場面があり、これに上白石と松村も挑むことに。お互い「何のためのゲストだよ」(松村)、「絶対に行った方がいい」(上白石)などと口論になるが、上白石が「一緒にやります!」と宣言。これに松村は「なんでだよ!」とツッコミつつ、2人でやることに。
そして『はいよろこんで』のサビが流れたのだが、上白石と松村は背中合わせになってファッション誌の表紙のようなポーズを取ったり、カメラを睨みつけたりと、メロディが流れても踊らないボケを披露し、番組を盛り上げたのだ。