■実はインテリ、名言も多い佐伯ポインティの「魅力」
佐伯ポインティは早稲田大学を卒業後、出版エージェンシーでの漫画編集者を経て、2017年に独立すると、猥談系YouTuberとして活動をスタート。18年には会員制「猥談バー」をオープンし、おおいに話題を呼んだ(現在は閉店)。
チャンネル登録者数88.5万人(7月11日現在)を誇る「waidanTV」では、性にまつわる人にはなかなか言えないような恥ずかしい話を視聴者から集め、それを癒し系笑顔で話す動画は、親近感もあるうえ、爽やかで切れ味のいいトーク術も好評。
話題が話題を呼び、いつしか結婚や就職、人間関係などといった人生相談も多数寄せられるようになると、24年7月からはPodcastでさまざまな悩みに答える「佐伯ポインティの生き放題ラジオ!」を配信、さらに同年12月にはそれを書籍化した『おいでよ ポインティの相談天国』(祥伝社)を出版している。
「ポインティさんはあくまでも明るく、ハッピーにセクシャルな話をするというモットーでチャンネルを運営してはいたのですが、内容が内容であるため、過去に何度もガイドライン違反による警告を受けており、1週間投稿停止になったり、アカウント停止寸前の警告となったことで動画の削除をおこなったりしたことがあります。
さらに今年4月5日には、YouTube側に『性的満足を意図したコンテンツ』に該当し、コンテンツポリシーのガイドラインに違反すると判断されたため、チャンネルの収益化が停止したことを報告。
合わせて、それまで3000本弱あった動画のうち、猥談関連のものはすべて削除。動画の更新は止まっている状態です(7月11日時点)。現在は、いわゆる過激な“下ネタ”はなく、恋愛や仕事、日常生活についてなど、当たり障りのないものだけが残されています」(WEBライター)
ただしポインティは“おもしろおかしく”性愛を取り上げていたわけではなく、24年1月23日にはNHK『ひるまえ直送便』で性的同意についてのコメンテーターを務めたこともある。知性とポジティブな考え方も魅力で、インスタグラムに投稿している《老後は思い出し笑いしかしたくない》《本当は幸せって競争じゃないのに》といった名言のファンも多い。
とはいえ、“猥談YouTuber”として名が通っている佐伯ポインティ。
「猥談のイメージが強いので、少なくともYouTubeチャンネルの収益化がされていた頃(=猥談動画が多数残っていた頃)、女優さんが表立ってポインティさんのファン、とは言いづらかったかもしれません。
ただ、愛嬌ある笑顔から繰り出される痛快なトークや、本質をつく人生観に隠れたファンはいたでしょう。ポインティさんはこれまでYouTuberや配信者、一部の芸人とは動画上でも関わってきていて、交流もあるので、そうした人たちが媒介になっている可能性はありますよね」(前同)
ネットが沸いた翌日の7月11日、ポインティがXで《週刊誌デビューについてのご報告》と動画つきでポスト。前述の『女性セブン』に撮られた日のことについて語った。
「友達にお呼ばれした会があって、そこに橋本環奈さんも来ますよと。で、まぁさ、そんなことって無いじゃん。橋本環奈くるんだぁ。行くかぁ!みたいな」
と、“バリバリの初見”であることを明かしたポインティは続けて、「会自体は楽しくて盛り上がって」と笑顔で語るのだった……。
いったいどんな“談義”が繰り広げられていたのか、ファンのみならず気になっているところだろう。