俳優の田中圭(40)が7月17日(日本時間)、ポーカーの世界大会「ワールド・シリーズ・オブ・ポーカー(WSOP)」に出場し、約1700万円の賞金を手にしたことが明らかになり、大きな話題になるとともにさまざまな声が上がっている。

 毎年5月から7月にかけてアメリカ・ラスベガスで開催されるWSOPは全米でテレビ中継されるほどの大きなイベント。同大会で田中は「$1,000 Super Turbo」という部門にエントリー。

 WSOPの情報を発信しているサイトには「$1,000 Super Turbo」部門の出場者リストに「Kei Tanaka」の名前が確認できる。

「田中さんが出場した部門には1935人もの挑戦者がエントリー。田中さんは黒いハットに大きなマスク姿で勝負に臨み、ファイナルテーブルを前に“行って参ります”と陽気なポーズも披露。そして3位に入賞して賞金11万5295ドル(約1700万円)を獲得するという“快挙”を成し遂げたんです。

 ポーカー愛好者からは“あれはとんでもない快挙で、奇跡としか言いようがないです”という声が上がっています。実力者であってもWSOPのファイナルテーブルに進むことは極めて困難なことですからね。

 ファイナルテーブルは世界中のポーカー愛好者が注目しますし、どうやっても映像に残ってしまう。田中さんほどの有名人でなくても、ギャラリーを含めて、ゲームの様子を撮影します。不倫疑惑が報じられたばかりの田中さんですから、プライベートではなるべく目立ちたくないはず。だとしても、ファイナルテーブルまでいけば、さすがに辞退はしないですよね。田中さんは一応、変装はしていましたが、むしろノリノリでしたね」(夕刊紙記者)

 田中を巡っては、4月24日と5月8日発売の『週刊文春』(文藝春秋)が女優・永野芽郁(25)との不倫疑惑をスクープ。本人と双方の事務所は報道を否定したものの、田中と永野をそれぞれCMなどに起用していたスポンサー企業が、公式サイトやYouTubeから2人の画像や動画を削除する“CM削除ドミノ”が発生するなど、世間を騒然とさせた。

「ポーカーに興じる姿がSNSなどで拡散されたら、騒動から約2か月が経過して落ち着いていたのに、再び批判の声が上がりかねない。それでも、田中さんはファイナルテーブルに臨んだわけです。“身バレするからといってやめるわけにはいかない”というポーカーへの熱い思いがあったのではないでしょうか。

 田中さんの世界大会3位入賞をポーカー愛好者は盛大に祝福しています。日本でもポーカーの愛好者は増えつつありますが、よりメジャーなものになっていってほしいというのが関係者の思いのようですからね。芸能界のど真ん中にいる俳優の田中さんがポーカーを愛好し、しかもとんでもない実績を残してくれたことは、業界の活性化にもつながるでしょうね」(前同)