■“23年9月のジャニー氏問題会見”の舞台袖に松岡昌宏がいた
木村がそう評価されている一方で、松岡は昔から後輩への面倒見が良い兄貴分であること、仕事関係者への誠実な対応などが一貫して評価されてきた。
「最近の出来事では6月25日、所属していたTOKIOが、国分太一さん(50)のコンプライアンス違反による無期限活動休止を受けて解散を決断した際の松岡さんのマスコミ対応が話題になりましたよね」(ワイドショー関係者)
松岡はTOKIOの解散から間もない6月27日、主演舞台『家政夫のミタゾノ』の公演がある愛知・東海市芸術劇場で「出待ち」をしていた多くの報道陣に対して、約20分間もその場で対応。
立ったままで現在の心境や今後のことなど、多くの質問に丁寧に回答し、最後には「すいません。本当にご迷惑をおかけして。皆さん、失礼します。ありがとうございます」と、帽子を取って頭を下げた。道を歩く通行人や記者から拍手が起きたほど、実に堂々とした対応だと話題になったのだ。
そして、ジュリー氏の告白本『ラストインタビュー』にも、松岡の男らしさが伝わるエピソードが記されているという。
「ジュリー氏は23年9月7日に、東京・丸の内のパレスホテルにて、井ノ原快彦さん(49)、現在はSMILE-UP.社長の東山紀之さん(58)と3人でジャニー氏の加害問題を巡る会見を開きましたよね。
『ラストインタビュー』ではその話が語られており、実は松岡さんも、前日からホテルに滞在していたジュリー氏のもとを訪れて、“とにかくご飯を食べろ”と励ましていたこと、会見を4時間ずっと袖から見守っていたことなどが綴られているんです。ジュリー氏は、松岡さんのことを“本当にいいヤツなんです”と語っていますね」(前同)
『ラストインタビュー』でその人柄が触れられていた木村と松岡には、
《やぱ木村拓哉という人はすごい人だな…腹の座り方、筋の通し方が一貫している。ジュリーさんのインタビュー本読んで改めて思った。 人としての器が違いすぎる》
《木村さんが終始ブレてなかったことが明かされていて良かったと思う》
《松岡くん、あの会見の前日からジュリーさんを心配してホテルに来て、会見中もずっと袖にいたなんて TOKIOの一連のことも含め男前過ぎて!!男前と書いて松岡昌宏と読みたいレベル》
といった、称賛する声が多く寄せられている。
「木村さんと松岡さんはこれまでも、一貫してブレることのない生き様について語られてきましたよね。ジュリー氏の告白本でも再び、2人の一貫した姿勢が語られ、あらためて株が上がりました。ジュリー氏がこれまで起きてきたことの裏側を語る単行本『ラストインタビュー』には賛否両論がありますが、木村さんと松岡さんのファンにとっては、納得の内容なのかもしれませんね」(同)
木村と松岡が今後、STARTO社タレントたちを牽引していくことになるのだろうか――。