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2位 「やっぱり恐れていた通り」大好評朝ドラ『あんぱん』最終回直前に入った視聴者からの“残念”ツッコミ

 今田美桜(28)が主人公を演じるNHK連続テレビ小説あんぱん』の第125話が9月19日に放送された。同回は最終週(22日~26日)直前の回として注目を集めていたが、原菜乃華(22)演じる、主人公の妹の描写に視聴者からツッコミの声が入る展開に……。

【以下、『あんぱん』ネタバレを含みます】

『あんぱん』は国民的キャラクター「アンパンマン」の生みの親である漫画家・やなせたかしさんと小松暢(こまつ・のぶ)さん夫妻がモチーフ。今田が暢さんをモデルにしたヒロイン・朝田のぶを、北村匠海(27)がやなせさんをモデルにした柳井嵩を演じている。

 原が演じているのは、主人公の妹で朝田家の末っ子・メイコ。若い頃は歌手に憧れていて、25歳の頃にラジオ番組『素人のど自慢』に挑むも、落選。その後、片思いしていた青年・辛島健太郎(高橋文哉/24)と結婚して2児の母に。現在(1975年)は52歳である。

 そんなメイコが“活躍”した第25週(9月15日~19日)は、嵩と作曲家・いせたくや(Mrs.GREEN APPELE・大森元貴/29)主導で、ミュージカル『怪傑アンパンマン』が上演されることになった。そして19日放送回では、コーラス隊の1人が欠席したことで、メイコが代わりに本番のステージに立つ、という場面が描かれた。

「17日放送回の時点で、メイコがコーラスの練習をする女性たちを羨ましそうに見つめている描写があり、“フラグか”と言われていたんです。このメイコを巡る描写は、『アンパンマン』が国民的作品になるまでの本筋には影響しないであろう、脚本家のキャラクターへの優しさのようなサービス的なエピソードだと考えられますが、これが視聴者の間であまり評判が良くないようです」(女性誌編集者)

 来週金曜日には最終回を迎える『あんぱん』は、非常に評価に高い作品だ。ストーリー展開、シナリオの評判は良く、豪華な出演俳優の演技も手伝い、世帯視聴率17%超えを連発。直前の第24週(9月8日~12日)の週平均視聴率も17.1%(関東地方/ビデオリサーチ調べ)を記録。朝ドラワースト視聴率を記録してしまった前期作品の『おむすび』とは比べ物にならないほど高評価となっている。

 しかし、それでも《あんぱん反省会》というハッシュタグがXでトレンド入りすることもままあり、特に第25週ではそれが多かった感もある。

 どんなツッコミの声があったかというと、たとえば、のぶやメイコは舞台制作陣の家族とはいえ、特段用事もなさそうなのに稽古場に出入りしており、それには《なんでミュージカルの稽古場にいるの?なんで嵩の代わりに電話出てんの?》《のぶサンが主催者のように振る舞ってて引く》などの意見があった。

 そして、前述のようにメイコがステージに立つ“フラグ”が描かれたことにも《伏線とは思いたくない》といった意見があったのだが、19日放送回で実際にメイコがステージに立ち、歌ったことを受けて、

《出た。やっぱり恐れていた通り、メイコが出とる》
《ド素人のシニア専業主婦メイコがいきなりミュージカルの舞台に立つという衝撃》
《百万歩譲って歌はなんとかいったとして 振付まで覚えてたのか?》

 といったツッコミが相次ぐことに……。