■神宮寺は4人を「現場に集中させてくれる」
キンプリでなくとも、タレントサイドは制作サイドがどういう意図、順番で取材や撮影を進めたいのかケアしたりということは、あまりしないのが通常だ。
「そういうときにメンバーだけではなく、現場のスタッフにも気を遣ってくれて、“次はこれをやる番ですか?”と言ってくれたり、“この企画だったらこの要素は必要ですよね?”などと制作サイドの意図に一番早く気づいてくれるのが、神宮寺さんなんです。そして、それをメンバーに伝えてくれる役割もこなしてくれる。
しかも、そこに嫌味がいっさいない感じで、“次はこれやるみたいだな~。おーし、張り切っちゃお!”と自らテンションを上げて、ポジティブな言葉や態度で良い空気感を作ってくれるから、他のメンバーも“次はそれなの? おし、やるか!”みたいな感じで乗ってくれるんです。
キンプリのメンバーは自由だし、それに超多忙。収録、撮影の現場などでも各々が違う方向を見てしまいそうなときに、神宮寺さんは4人を現場に集中させてくれるんです。すべての現場でそういうことをやってくれている、と高く評価されていますよ」(前出のワイドショー関係者)
神宮寺は、メンバーと制作陣をつなぐ“かすがい”や“架け橋”のような存在なのだろう。
「本当に、視野が広くて心配りも細やかなので、バラエティ番組や情報番組のほか、彼らを取材するメディアも神宮寺さんには感謝でいっぱいなはずです。キンプリといえば、センターの平野さんが持ち前の強力な推進力で引っ張ってきたようなグループだと思われがちですが、最後尾には常に神宮寺さんがいたわけです。
最後尾と言っても遅れているというわけではなく、裏のまとめ役、外部とのつなぎ役という重要な役割を担っていて、今回の『女性自身』のメンバーへのインタビューからもそれが伝わってきますよね。一緒に仕事をした人間はみんな神宮寺さんに感謝していますし、彼のことが大好きなはずです。キンプリの魅力がより広く伝わるのも彼のおかげだともっぱらですね」(前同)
自身も含め3人がキンプリから脱退した後の5月23日以降も、神宮寺がかすがいとなって5人の交流は続いていくはずだ。