明治期に描かれた将門塚には、関東大震災時に整地された墳丘が描かれている ※画像は織田完之『平将門故蹟考』より
東京の大手町駅からほど近いオフィス街。高層ビルが立ち並ぶ一角に、ひっそりと残されている石碑がある。平将門の首塚(以下、将門塚)だ。周囲を現代的なビルに囲まれながら、そこだけは別の時間が流れているようにも見える。「“将門塚”は東京を象徴する…
吉田悠軌(よしだ・ゆうき)
早稲田大学卒業後、ライター・編集活動を開始して伝説の怪談同人誌『怪処』を自主制作。以降、怪談・都市伝説研究家として、月刊『ムー』に考察記事をレギュラー執筆。実話怪談の語り手として怪談イベントに登壇するほか、TBS系の人気番組『クレイジージャーニー』で禁足地や信仰文化を案内するなど、各種メディアにも出演。『ジャパン・ホラーの現在地』(集英社)、『現代怪談考』(晶文社)、『一生忘れない怖い話の語り方』(KADOKAWA)など著書多数。