■フィリックスのインスタのフォロワー数は平野の倍以上
『エル・ホンコン』のインスタグラムのフィリックスの動画は、レザージャケットを披露する動画とインタビューに答える動画2本が4.1万いいねと4.2万いいねを記録。イベント中に撮影されたオフショット2本は、2.3万いいね、1.4万いいねを記録。動画が4本あることもあり合計12万いいねで、平野の計9.1万いいねを上回っている。
「ストレイキッズはインスタグラムのフォロワー数もグループのアカウントが2772万、フィリックスさんの個人アカウントはフォロワー数1014万。平野さんのフォロワー409.2万人を圧倒しています。
また、『エル・ホンコン』での平野さんとフィリックスさんの各投稿に寄せられているファンのコメントを比較すると、平野さんの投稿のコメントは大多数が日本語で、英語圏のコメントはそこまで多くない。一方で、フィリックスさんのコメントはほとんど英語。ここも大きいですよね。
平野さんの国内人気は疑う余地はないですが、まだまだ世界に羽ばたくための“数字”は足りないということでしょう」(前出の女性誌ライター)
K-POPアーティストは海外進出する際に日本で人気を固めて、インドネシアやフィリピンなど、若い世代の人口が爆発的に多い東南アジアの国へと進出し、そこからアメリカや世界市場を目指すのが、王道のやり方だと言われている。
たとえば、インドネシアは総人口約2億7000万人だが、同国は東南アジアで、1995~2009年生まれの「Z世代」の人口構成比が最も高い国と言われている。2020年の国勢調査によると、インドネシアのZ世代は約7549万人で、総人口の約27.9%。この層から支持を得て、インスタグラムなどのフォロワー数を爆発的に伸ばしてから、本格的に世界進出を目指すのだ。
「当然、中国も多くのファン獲得のためには重要な国。総人口は14億2570万人で、『Z世代』の人口も2億6000万人を超えています。香港の地で多くの一般ユーザーが、訪中した平野さんの姿をSNSに写真を投稿していたり、大注目を集めているのは間違いない。
来年早々と言われているNumber_iのデビュー後、平野さんたち3人はアジア圏のイベントに精力的に参加したり、現地でコンサートを行なって、着実にアジアのファンの数を増やしていくのではないでしょうか」(前同)
世界進出にあたり、あらためて超えるべき壁が見えてきた平野。KーPOPアーティストを超えるスターになれるか――。