■ツーショットインタビューであった高橋の発言

 映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』の公開と連動して、同月には『anan』(マガジンハウス)や『MORE』(集英社)、WEBメディア『クランクイン!』など、多くのメディアが2人のツーショットインタビュー(対談形式含む)を掲載していた。

 芸能プロ関係者はこう話す。

「熱愛報道から少し間が空いていたとはいえ、大々的な交際報道の後に堂々と2人でインタビューに登場したことに驚いた、という声が業界内で出ていましたね。もちろん主演&ヒロインなので宣伝稼働しないというのはありえないでしょうが、ツーショットのインタビューは避けるなどの対応は十分にあります。それが、2人は堂々と出てきて、しかもなんとも良い雰囲気を醸していましたからね

※画像は『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』の公式X(旧ツイッター)『@rohan_movie』より

 高橋と飯豊は『FRIDAY』で報じられた交際報道を全く気にしないかのように、多くのメディアで対談やツーショットインタビューに応じ、気心が知れた感じのトークを繰り広げていた。

 そして高橋は、『anan』でこんなコメントをしていた。

《同じ人物を年に1度のペースで3年も演じさせていただくことはなかなかありません。できることなら、寅さんや金田一耕助みたいに、続けられたらいいなと》

 前出の芸能プロ関係者は言う。

「高橋さんにとって『岸辺露伴』は特別な作品で、そこで共演できた飯豊さんもこれまで交際してきた相手とは違う、特別な存在だったのでしょうね。

 もし飯豊さんとの関係が悪くなるようなことがあったら、気まずくて作品を続けにくくなるはず。しかし、それも覚悟で高橋さんは飯豊さんと交際を始めた。そしてインタビューであった『岸辺露伴』の寅さんのような“長寿作品化”の希望――それは当時、飯豊さんと交際していて“あっさりと破局するようなことは絶対にない”、高橋さんがそんな想いを抱いていたからこその発言だったのでは、と言われましたね。

 そんな経緯もありますので、両者が結婚した後も『岸辺露伴』シリーズは続いていくのではないでしょうか」(前同)

 先日放送された「密漁海岸」のラストは、飯豊演じる泉が「食をテーマにした怪奇ミステリー」の取材旅行に「美食の国イタリア」を提案するも、カエルの交尾をスケッチしたい露伴に雑に扱われるシーンで幕を閉じている。

 原作にはイタリアを舞台にしたエピソード「懺悔室」や『岸辺露伴 グッチへ行く』があることから続編の匂わせかも、と話題を集めている『岸辺露伴』シリーズ。高橋・飯豊の結婚後初のエピソードが何になるのかにも注目したい。