■皆に共通しているのは“感謝”

 キンプリはYouTube配信後、公式インスタグラムのストーリーズ機能を更新し、スタッフのメッセージを掲載している。

 山口の一件で疲れていても配信を見てくれるファンに対して、

《少しでも本日のYouTube LIVEやサブスクなどの彼らの活動で気持ちが前向きになってくださったらスタッフとしても嬉しいです》

 と、コメントしている。

 キンプリのスタッフは続けて感謝の言葉を綴り、そして、

《過去も今も未来も含めてKing&Princeであること、そして、その全てに関わってくれた人に感謝の想いを再確認する1日となりました。

 また楽しく、素敵な、ワクワクする日々を皆様にお届けできるようにスタッフも精進して参ります。

 社長になったKing&Prince(※23日に『King&Prince株式会社』を設立)をどうぞこれからも宜しくお願い申し上げます》

 と、締めたのだ。

※画像はKing&Princeの公式X『@kp_official0523』より

 帰宅難民に対する配慮に加えて、《過去も今も未来も》という一文からは5人時代――23年5月22日に脱退して現在はNumber_iとして活動している平野紫耀(27)、神宮寺勇太(26)、岸優太(28)もいたキンプリ時代を思い出すファンも多く、

《スタフさん達からは腫れ物扱いされてるんだろうな、と思ってたから。3人がいた過去もKPであることを 言葉にしてくれて嬉しいな》
《ファンへの気遣いはもちろん、キンプリへのでっかい愛で溢れてるね。見て見ぬふりはしない。ちゃんと前向きなお言葉もくれる。だからずっとついて行きたくなる》

 といった声が多く寄せられている。

 芸能プロ関係者は言う。

「キンプリがJR西日本に言及していることもそうですが、6周年イベント前日の騒動は結果としてキンプリの2人、スタッフ、ティアラたちに共通の想い――“感謝”の想いがあることを強く感じさせることになりましたね」

 急な騒動に上手く対応してくれたJR西日本への「感謝」。配信で気遣いの言葉をくれたキンプリの優しさにへのファンからの「感謝」。スタッフによる、過去も忘れないという思いを感じさせるメッセージにもあった「感謝」。そして、それに対するファンからの「感謝」――皆が皆、「感謝」への想いにあふれているのだ。

「花火大会で帰宅難民が出てしまったことは、運営面において今後に向けての改善点なのでしょうが6周年記念日の雰囲気からも、キンプリ、スタッフ、ファンは感謝の想いで一丸となっていますよね。デビューから6年、2人の会社設立やサブスク解禁など新たなことにも挑戦しているキンプリ。今後のさらなる飛躍にも期待できそうです」(前同)

 平野、神宮寺、岸の一斉脱退という衝撃を乗り越えたことで、グループとファンの結束力が高まったと言われるキンプリ。これからも永瀬と高橋、スタッフ、そしてファンは二人三脚ならぬ、三人四脚で進んでいくのだろう。