■フジテレビで推されまくりのトラジャ松田
なお、『金曜ロードショー』は6月14日に『ミッション:インポッシブル2』(2000)、21日に『ミッション:インポッシブル3』(06)と、3週連続で『ミッション:インポッシブル』シリーズが放送される。
「『金ロー』は、旬なシリーズ映画やスタジオジブリ作品など、話題作が次々投入される日テレの物凄く強い枠です。そのため、フジテレビの金曜ドラマは数字が取れない。
ドラマ枠の復活が発表された時点で危惧されていましたが、ムロさんの『うちの弁護士』も桐谷さんの『院内警察』も太刀打ちできずに終わっていて、今回の篠原さんの『イップス』も同じ。完全な負のスパイラルに陥っています」(前出の制作会社関係者)
テレビ不況の現代だが、ドラマはまだCMが入りやすい傾向にあるとされる。各局はドラマの放送枠を増やすなど力を入れているが、
「フジテレビの金9枠は23年10月の復活時から不調で、『イップス』はついに0%台。ドラマを諦めて、バラエティ枠に戻すという案が出てきても不思議ではありません。
もはや、金曜ドラマ枠の存亡の危機とも言える状況ですが、次の7月期は、山田さん主演の『ビリオン×スクール』ですよね」(前同)
ドラマ『ビリオン×スクール』は、山田演じるビリオネア(億万長者)の主人公が素性を隠して高校教師になり、超底辺クラス「ゼロ組」を担当する学園コメディ作品。
「ヘイセイをけん引する山田さんはSTARTO ENTERTAINMENTのタレントの中でもトップクラスのイケメンで、演技面の評価も高い。コメディもとても上手いですよね。
そして『ビリオン×スクール』には現在、フジテレビが最も期待を寄せていると言っても過言ではないであろう山田さんの後輩・Travis Japanの松田元太さん(25)が、生徒役のメインキャラクターで起用されていることも、注目を集めています」(同)
松田は、『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』でSnow Man・向井康二(29)扮する“マッサマン”に次ぐ番組の看板になりつつあったり、『千鳥の鬼レンチャン』で毎回圧倒的な歌唱力と爆笑を提供したりと、いまやフジテレビのバラエティ番組に欠かせない存在に。今年4月からはお昼の生番組『ぽかぽか』の月曜レギュラーにも就任している。
#秒でドッキリ#秒で配膳ロボットの反乱 にあってしまった #TravisJapan #松田元太 さん🐯
— ドッキリGP【公式】 (@dokkirigp_cx) March 23, 2024
これが1人でこの番組に出演した初めてのシーンでした❗️
ここから #マツダマン になっていくわけですね…🦸♂️
これからもよろしくお願いします💙 pic.twitter.com/GHgFKL1fRz
そんな松田には「かけ算の九九が言えない」という鉄板のトークネタがあるが、ドラマ『ビリオンスクール』でも《九九が言えないほどの成績不良でゼロ組落ちした、ゼロ組の偏差値番付でも最下層の紺野直斗(こんの・なおと)》を演じる。女子からモテたいがモテ方が分からない、とある出来事でスクールカースト1軍入りを果たした男子――というキャラクターである。