■深澤の成長ぶりを評価する声

 一方で、不倫をした美羽(松本)と冬月(深澤)が許されるラストや、美羽との関係を断った冬月が、さとうほなみ(35)演じる同僚・水木莉紗と新たな恋が始まる唐突感のある展開などには、

《最後の最後に冬月まで「え?リサにそんな?」で急に軽薄に見えてしまって…ただ皆さんの演技力には脱帽》
《最終回納得いかない冬月くんの気持ちは…振り回されて終わり》
《冬月が一番振り回されたとか、冬月不憫って意見もあるけど、そもそも不倫相手なわけだから不憫も何もないよね。やっちゃいけない事やってんだから。不倫で子供できるような事すんなよ…最低限のルール》

 といった声が寄せられていて、喧々諤々、賛否両論の意見が飛び交っている。

 そして、これまで冬月は歩道橋に現れることが多く、視聴者からネタにされていたが、最終回には歩道橋が登場しなかったため、《冬月くんは歩道橋から解き放たれたんだね》なども声もあった。

“歩道橋ネタ”はドラマの公式も把握していて、最終回後にドラマの公式Xから投稿されたメッセージ動画では「最終的にあれでしょ。歩道橋の地縛霊(笑)」と田中にいじられた深澤は、「朝行ったら歩道橋ばっかなんですよね。まあ嬉しいですけどね。印象的なところになりましたよね」と、苦笑しながらコメントしていた。

「最終的に深澤さんの演技は高く評価される形で終わりましたが、序盤は演技が“浅い”“田中圭と張れる存在になっていない”など、厳しい声も多かったんですよね。

 ですが、回を追うごとに目に見えて上手くなっていき、第9話で宏樹に美羽との関係を問い詰められる場面は、表情の演技が話題になるなど、終盤には批判的な声はほとんど聞こえなくなっていました」(テレビ誌編集者)

 深澤の役者としての進化は、本人のコメントからも読み取れる。

 キャスト解禁時には《まだ冬月という役をつかみきれていない部分もあるのですが、皆さんと一緒にいい作品を作り上げていけたらいいなと思います》と話していたが、第4話撮影中の時期に行なわれた『オリコン』のインタビューでは、《(冬月は)すごくストレートでピュアな人》だと解釈を固めていて、表情や目の動きで恋心や大人の色気を表現しようと工夫していることを明らかにしていたのだ。

 深澤の役者としての成長は視聴者にも評価され、Xには《推しフィルター関係なくこの10話で深澤さん演技上達したよね…?》《10話通して表情でのお芝居が上手くなったな〜》といった、称賛する声が寄せられている。

「“托卵”というシリアスなテーマもあって賛否あるラストとなった本作ですが、深澤さんは役者としての存在感をしっかり発揮し、“結果”を残すこともできた。Snow Manは目黒蓮さん(27)をはじめ俳優としての実力を高く評価されるメンバーが多いですが、深澤さんも完全に仲間入りを果たしたと言えそうですね」(前同)

 役者・深澤辰哉の演技が見られるのは、そう遠くはないだろう――。