1月29日に発売した初フォトエッセイ『透明を満たす』(講談社)が大きな反響を呼んでいる元フジテレビアナウンサーの渡邊渚(27)。その姿を目にする機会が増えたせいか、ある人気芸人とのシンクロぶりが一部で注目を集めている。
彼女が5万字超を自ら執筆した同書は、発売から2日が経過した31日10時時点で、ネット通販大手「Amazon」の本カテゴリで1位。レビューは420件を超えているほか、話題先行型も多いエッセイ本には珍しく、読者からの評価も“星5つのうち4.4つ”という高い水準となっている。
「慶応大学卒業後、2020年春にフジテレビ入社した渡邊さんは、『めざましテレビ』や『ぽかぽか』『もしもツアーズ』といった人気番組を担当していましたが、23年7月に体調不良で療養。24年8月末にフジテレビを退社した後、24年10月1日に自身のインスタグラムでPTSDを患っていたことを明かしていました。
活動再開を報告するインスタグラムで、《フラッシュバックや回避・解離、過覚醒、パニック発作など、様々な症状がありました。この1年4ヶ月、生きているのが辛くて、身も心もボロボロでした》と壮絶な闘病経験を記していた渡邊さんですが、徐々にSNSの投稿にも自然体な笑顔の写真が増えていった印象です。
その後、『週刊プレイボーイ』(集英社)のグラビアに挑戦したり、このたびのエッセイに80ページものグラビアパートが含まれていることなどが明らかになると、一部からは心ない声が寄せられました。
しかし、渡邊さんは自身の投稿を通じて《「PTSDの人間がグラビアをやれるわけがない」と言われますが、私は病気になるずっと前からグラビアページに出ていたので、こうして写真を撮られることに抵抗感がありません》と率直な心情を吐露。《病気によって“できない”と決めつけるのは、他者にも自分自身にもしたくないことなので、こうして挑戦しています》と前向きなチャレンジであることを明らかにしています」(女性誌ライター)
同書のレビューには《明るい方へと歩み出そうとする決意に心が震えました》《これからの人生を応援したくなる》など絶賛やエールが相次いでおり、今まさに“時の人”となっている渡邊。
一方、彼女の露出に比例する形でSNS上で注目を集めているのが、『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)などで活躍する人気コンビ・ガンバレルーヤのまひる(31)だ。
「SNSでは、《ガンバレルーヤのまひる、めっちゃ可愛いくなったなと思ったら渡邊渚さんでした》《どっちもほんわか可愛いけど本当似てる!》など、渡邊さんとまひるさんのビジュアルに共通点を感じるという趣旨の投稿が急増中。
確かに、両者とも卵型のフェイスラインで、大人っぽさというよりはどこかあどけなさを感じる、小動物のようなキュート系の顔立ちではありますし、少し前に話題になった“顔タイプ診断”でも同じカテゴリーに属する可能性は高いですね。
また、アナウンサー時代はエレガントなロングヘアだった渡邊さんですが、現在は耳を出したアクティブなショートヘアに。まひるさんのヘアスタイルにも近くなったので、2人のビジュアルに相似性を感じる人々が増えているのかもしれません」(前同)
とにもかくにも大注目を集めている渡邊。壮絶な経験、赤裸々な思いをつづった初エッセイがどこまで売上げを伸ばしていくのか注目だ。