モデルの水原希子(33)が4日までにインスタグラムを更新。ロサンゼルス近郊で発生した火災で焼失した自宅の現状を報告した。
この日、水原は《言葉を失う、とはまさにこの事かな。Altadenaの家がものの見事に全焼していました》とつづり、火災発生から3週間余りを経てようやく鎮火した火災現場に足を踏み入れた様子を披露。完全に燃え尽きた自宅跡に白い防護服姿で訪れ、そのやるせない気持ちを吐露した。
がれきの上に手を広げながら立ち尽くし《防護服を着て、原型を留めていない家の中に入り、リビングや寝室、ひとつひとつの部屋を回りながら、とても不思議な気持ちになり、夢の中にいるみたいに非現実なのに思い出の物を発見してどこか現実味を感じたり、、思い出の品を探すつもりが、屋根も焼け落ち、家中を覆い被さっていて、自分たちだけではどうする事も出来ないレベル》と感じたままの気持ちを語った。
続けて《ジョンのスタジオにあった楽器もピアノも燃えてしまった。大好きだった果物の木々は焼けこげていて、グレープフルーツは全部真っ黒に焦げて下に落ちていた。大好きだった無花果の木は焦げていたけどしっかり立っていて、まだ生きていると思う。本当によかった》火災の脅威を改めて言葉にした。
さらに《家がなくなった事は頭では分かってたけど、実際に行くとあまりにもすごいインパクトで、言葉で言い表すのが難しい。なんかすごく重い気持ち。悲しさもあるけど、不思議さもあって、人間は自然に対して絶対に逆らう事は出来なくて、人生生きてると、こういう災難が突然降りかかる事があるんだって事を再認識させられました》と自然災害の脅威に太刀打ちできないことを悟った彼女。
そして、最後に《たくさんの励ましのお言葉をありがとうございます。みんなからの優しさに感動しました。頑張ります。いつもありがとうございます次のチャプターへ!》と、周囲への感謝と、前向きな気持ちでリスタートさせることを誓った。
「ここ数年、アメリカ西部のロサンゼルス近郊を襲う山火事は、現地に住む人たちにとって脅威そのものになっています。つい先日、ようやく鎮火したものの、水原さんのような著名人をはじめ、多くの住民が自宅を失っています。
ドジャースの大谷翔平選手も2週間ほど自宅から避難して生活していたことを明かし、個人で、日本円で約8000万円の寄付を行なったとも報じられました。
ここ最近はロサンゼルスと日本の2拠点生活を送っていた水原さんですが、恋人であるピアニストのジョン・キャロル・カービーさんのピアノも焼失するなど、相当ショックは大きかったと思いますが、心のケアもしながら次のステップへ進んでもらいたいですね」(女性誌ライター)
そんな水原に、ファンからは《少しでも良い方向に向かうことを祈っています》《命が無事だったことが何よりの救い》《言葉になりません》《心から尊敬します》《1人じゃないです!》などの声が寄せられた。
一つ後の投稿では、消失する前の自宅写真を多数紹介している水原。その中には、ジョンさんのピアノも写し出されていた。