昨年から、中居正広の女性トラブルからフジテレビ、テレビ業界全体を揺るがす事態が続いている。令和になって世の中の価値観はどんどんアップデートされているが、今回の騒動の根底には、時代にそぐわないコンプライアンス違反、隠蔽があったといわれる。
かつてのテレビでは過激な表現も多かったが、番組に関していえば時代を反映したソフトな表現があたりまえになってきている。一方で、バラエティや情報番組では、視聴者の気持ちを代弁するような歯に衣着せぬコメントをするタレントの人気は高い。
ときに“毒舌”ともとられるコメントは、令和の時代にはちょっとキツいと受け取られてしまうことも……。そこで今回は10~20代の男女100人に「苦手な毒舌タレント」について聞いてみた。(自社リサーチ)
井口の毒舌すぎるツッコミは、数年前からの“人を傷つけない笑い”の真逆の笑いだったが、ウエストランドは2022年の『M-1ブランプリ』で優勝。井口は、『M-1』最終決戦で相方の河本太が出した「M-1にはあるけどR-1にはないもの」というお題に対し、「夢」「希望」「大会の価値」「大会の規模」「M-1は決勝いくだけで人生変わるけど、R-1は何にも変わらないから!」とぶった斬り、大きな話題になった。
井口は優勝後、ピンでもバラエティ番組『耳の穴かっぽじって聞け!』(テレビ朝日系)他、さまざまなバラエティ番組で活躍している。
「トゲトゲしすぎていて怖い」(17歳/女性/学生)
「毒舌というより冷酷なイメージがある」(28歳/女性/主婦)