昨年、中居正広と女性とのトラブルが明らかになり、中居は1月23日にファンクラブを通じ、芸能界からの引退を発表し、世間に衝撃を与えた。

 突然の幕引きにネットには驚きの声、失望の声の他、かつては国民的アイドル・SMAPのリーダーで、テレビ番組のMCだけでなく俳優としても活躍した経歴を惜しむ声も続出した。

 中居はかつて多くの話題ドラマ、映画で俳優としても活躍していた。中には人気を集めたドラマも多く、視聴者の記憶に残っている作品もあるだろう。そこで今回は、中居が出演した地上波連続ドラマに注目。40~50代の男女100人に「好きだった中居正広出演ドラマ」について聞いてみた。(アンケートサイト「ボイスノート」調べ)

 第10位(2.0%)は、『グッドニュース』(TBS系)『婚カツ!』(フジテレビ系)が同率でランクイン。

 1999年放送の中居主演ドラマ『グッドニュース』は、バツイチで子持ちの女性と電撃結婚するも莫大な借金を抱えることになってしまった中居演じる主人公・黒沢丈一が、前向きに奮闘する姿を描いたコメディ。同ドラマでドラマデビューした神木隆之介と、中居が親子役を演じたことでも知られている。

「展開が面白かった」(48歳/女性/主婦)

「ドラマの内容が良かった」(54歳/男性)

 2009年放送の中居主演ドラマ『婚カツ!』で、中居は結婚予定があると嘘をついて区役所の臨時職員に採用された草食系男子・雨宮邦之を演じ、婚カツに奮闘。ヒロイン役を上戸彩が演じたことも話題になった。

「まだヤンチャでかわいい時代だったから」(43歳/男性/総務・人事・事務)

「笑いと盛り上がりがあった」(43歳/女性)

 第9位(3.0%)は、『時間ですよ 平成元年』(TBS系)。

 1989年放送の森光子主演ドラマ『時間ですよ 平成元年』は、東京・根津の銭湯「梅の湯」を舞台にしたホームドラマ。森が「梅の湯」の女将、中居は「梅の湯」の次男・宝田ヒロシ役を演じ、本作で俳優デビューをはたした。

「ほのぼのとしていて好きだった」(45歳/女性/営業・販売)

「ドタバタ感が半端なかく面白かった」(57歳/男性/総務・人事・事務)

「ストーリー展開が良かった」(58歳/男性/研究・開発)

 第8位(4.0%)は、『輝く季節の中で』(フジテレビ系)。

 1995年放送の石田ひかり主演ドラマ『輝く季節の中で』は、臨床実習課程で同じグループになった5人の医大生が葛藤しながら成長していく姿を描いたストーリー。中居は明るい性格だが、医師に向いていないことを痛感し苦悩する医大生の樋口慎一役を好演した。

「未来に向かって、それぞれに生きていく若者の姿が感動的だった」(55歳/男性/総務・人事・事務)

「MCのときの中居くんとはひと味違うタイプの役柄だった」(58歳/女性)

「青春で爽やかだった」(45歳/女性/主婦)