兄妹YouTuberの「中町兄妹」が10日までに動画を公開。1月28日に埼玉県八潮市で発生した県道陥没事故をめぐる発言について謝罪したものの、批判の声が広がっている。
発端は、今月2日に公開された動画。動画で2人は件の事故について触れ、兄のJPが「最近(その事故)あったな。あったなぁ、最近」と笑い、妹の綾が「そう! トラックが(道の穴に)ハマっちゃって......」と述べていた。
さらに、綾が「そういうのを見て、でっかいトラックが通るときは一緒に(並走)走らないようにしようと思ったりとか。だからなんかマジで、日々どう生きるかを常に学んでる」などと話すと、JPが「死なないような生き方ずっとしてるんだ」。
すると綾は「で、秒で死んだらおもろいよね」と言い、JPが「おもろすぎる」「妹の秒で死ぬ姿もあんま想像したくない。家族として秒で死んだらおもろくないから。めっちゃ悲しいから、家族は。めっちゃ穴落ちて死んだんだけど、みたいな」などと笑いながら話していた。
このやりとりに批判が殺到し、後に動画は削除された。その後、中町兄妹は「道路陥没事故に関する発言について」と題した動画を公開して謝罪。「今回の件を深く反省し、自分たちの言動で誰かを傷つけたり悲しませたりするのではなく、誰かを笑顔にできるような動画投稿ができるよう、心を入れ替えて頑張っていきます。この度は大変申し訳ございませんでした」などと話し、頭を下げていた。
「しかし、謝罪動画は編集されて一部カット済み、その上、スパチャ機能(YouTubeのライブ配信で視聴者が配信者に投げ銭を送信できる機能)がつけられていたこと、動画内でJPさんがピアスを着用しており、綾さんの表情がふてぶてしく見えたこと、批判を集めた動画の公開後にも新作動画がアップされ、インスタグラムのストーリーズも通常通り更新されていたことなどが理由で、さらなる批判を呼ぶ事態になっています。
なかでも、初期段階では件の動画の問題箇所のみカットし、炎上が広がるまで“通常運転”で活動を続けようとした点に憤りを感じている人が多いように感じます」(女性誌ライター)
過去には綾が動画内で、街の飲食店に対して「人気なっ!」と発言して炎上したり、兄妹で参戦していた韓国のアーティストのライブで終始スマートフォンをいじっていたなどの疑惑が浮上して炎上したこともある中町兄妹。
今回の謝罪動画のコメント欄には《妹の表情何?》《とりあえず謝っとこう感が伝わりすぎ》《目が反省してなくてやばい》《何回炎上するんだろう》《ただ謝ってるだけで絶対に反省してなくて草》といった声が1万件以上寄せられている。
大炎上を招いてしまったが、収束するのはいつになるだろうか……。