■歴代朝ドラワースト視聴率&3度のパワハラ疑惑報道

 歴代朝ドラの全話平均視聴率のワースト記録は、倉科カナ(36)主演の『ウェルかめ』(2009年度後期)の世帯13.5%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)だが、『おむすび』は2月17日時点の全話平均世帯視聴率が13.4%となり、現時点でワーストとなってしまっている。

 24年12月後半の第13週から週平均視聴率は12%台。放送は3月28日まであるが、このまま12%台が続けば、『ウェルかめ』を下回るワースト記録となる見込みだ。

 また、橋本自身にパワハラ・モラハラ疑惑も取り沙汰されてしまった。

 24年10月の『週刊文春』(文藝春秋)では、橋本に、マネージャーに対して「使えねえ」「ふざけるんじゃねぇ」と罵倒するなどのパワハラ行為があり、これまで8人のマネージャーが退社したと報じられた。

 所属事務所社長は記事を「事実無根」と真っ向から否定したものの、25年1月23日発売の同誌では元マネージャーが「パワハラは私の体験そのものです」と証言。

 さらに2月18日発売の『週刊女性』(主婦と生活社)では“9人目の退職者”が出たと報道。橋本の側近の1人であったマネージャーの女性社員が精神的な不調が原因で、『おむすび』撮影中に事務所を退所したという。

「『おむすび』の深刻な低視聴率、3度のパワハラ疑惑報道という二大試練があった半年が間もなく終わることになる橋本さん。『おむすび』は主演の橋本さんどうこうというよりも、脚本に対して厳しい評価が寄せられていて、それが視聴者離れの最大の要因だと見られます。

 朝ドラ主演作はほろ苦い結果に終わりそうですが、橋本さんはまだまだ引っ張りだこ。次の4月クールもテレビ朝日での主演作が控えています。厳しい経験も糧に、さらに女優として成長していくのではないでしょうか」(芸能プロ関係者)

 あらためて圧倒的なビジュアルを見せつけた橋本。4月期の主演ドラマでのリベンジはあるか。