新時代の“笑いのカリスマ”不在への悲しみの声
前出の制作会社関係者は続ける。
「番組の差し替えや降板はあくまでもテレビ局側の決定です。ただ、活動自粛に至ったのはやはりくるまさんの気持ちの部分が大きく、現在は落ち込んでいてとても良い活動ができる状態ではないといいます。
令和ロマンの、計算しつくされたような緻密な漫才のネタからもうかがえますが、くるまさんはかなり繊細な人のようで、警察に事情聴取を受けたことも含め、相当なショックを受けていると見られます。オンラインカジノ関与疑惑による警察からの事情聴取、報道、さらに不倫疑惑報道……一連の出来事の前には、写真誌『FRIDAY』(講談社)による女性とのお泊りデート報道もあった。それに関してもくるまさんは、21日に出したXでの不倫否定文書の中で、報じられた相手女性とは《仕事上の関係です》と否定していましたが。
警察の事情聴取に加えての怒涛の報道ラッシュ、さらに大型特番での途中退席……これでは、繊細と言われるくるまさんでなくても参ってしまいそうです。くるまさんは、今は何をしても上手くいかない、ハートが折れている状態にあるとも聞こえてきていますね……」
今、Xではこうした状況を受けて、令和ロマンのファンたちが以下のように嘆き、反響を呼んでいる。
《くるまさんのギャンブル疑惑や不倫報道を受けて「最低!」とかではなく「やばい…令和ロマンがもう見られなくなるかも…最悪だ…」と思ってしまった自分は「圧倒的な能力」に対して盲目すぎるのだろうか。令和ロマンというコンテンツがこのまま消えるのはもったいなすぎる》
《道徳がないのかもしれないけど不倫どうこうより、くるまという才能がまたしばらく見れなくなっちゃうのかって気持ちが。あんなにカリスマ性に溢れているのに》
「『M-1』を連覇した令和ロマンは、文字通り令和の笑いのカリスマになりましたよね。テレビとも一定の距離を置き、自分たちが輝ける番組にだけ出て、漫才師として舞台を大切にしているというところも、お笑いファンから熱い信頼を得ていますよね。
その新時代のお笑いコンビのネタを書いているくるまさんには特に熱いファンが多い。だから、24年11月に上梓した『漫才過剰考察』(辰巳出版)も15万部突破と爆売れしているんですよね。そんなくるまさんは最近、めちゃくちゃモテていたとも聞きます。くるまさんは独身で、“カリスマ芸人”はいつの時代もモテますからね……。
ただ、多くの令和ロマンファンは、一連の騒動を受けてくるまさんが活動できなくなったこと、令和ロマンのお笑いに当分触れられなくなりそうなことを懸念していると。それほど、くるまさんと令和ロマンがお笑い好きの心をつかんでいるということでしょうし、2人が今後生み出していく新たな笑いへの期待感があるということではないでしょうか」(前同)
今は意気消沈しているとも言われる令和ロマン・くるま。騒動が続いてしまったが、2人が作り出す笑いを求め、待っている人が多数いるのは間違いない。