北斗の拳(ほくとのけん)

1980年代に「週刊少年ジャンプ」に連載された漫画。核戦争により文明社会が失われ、暴力が支配する世界となった世紀末が舞台。北斗神拳(ほくとしんけん)の伝承者・ケンシロウが愛と哀しみを背負い、救世主として成長していくストーリー。北斗神拳とは、暗殺拳と呼ばれ、中国拳法の一種といわれている。TVアニメや劇場版、脇役たちをフィーチャーした外伝が作られるなど人気はとても高く、社会現象にまでなった作品。宿命的な物語の他に、北斗神拳により人間の頭や胴体が破裂する描写や叫び声「ひでぶ、あべし、たわば」などといった断末魔の悲鳴や、ケンシロウが相手に対して「お前はもう死んでいる」と死を告げるセリフ、「秘孔を突く」といった表現などが人気を博した。

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