■活動休止中は15万円のジリ貧 現在の松本の「収入」は
松本は配信中の『7:3トーク』でのシソンヌ長谷川忍(47)とのトークで、活動休止期間中に月収が15万円だったことがあったと告白している。潤沢な資金と50万人超の会員を誇る『ダウンタウンプラス』の好スタートによって、松本の月収も“復活”するのだろうか。前出の制作会社関係者が推測する。
「毎月数億円の売上と、ファンドによる資金があるとしても、サーバーの管理費やスタッフの人件費、宣伝広告費などはかかり、番組制作費に回せるお金はまだまだ限定的なのではないでしょうか。現状では制作費もギャラも“地上波レベル”、もしかしたら地上波よりも安いぐらいかもしれません。地上波での松本さんのギャラは1本200万円から250万円くらいだったと言われているので、それを基準に、さらに企画・構成に対する報酬が乗ると、松本さんの『ダウンタウンプラス』でのギャラは1収録300万円くらいでしょうか。同チャンネルではそれをいくつかに分割していますよね。
現在『ダウンタウンプラス』では、毎週水曜日と金曜日に新作コンテンツが更新されています。更新本数は一定ではないものの、仮に週2収録分だとすれば週600万円、月収にしたら2400万円。年収だと2億8800万円です。活動休止前の松本さんの年収は10億円近いともいわれていたので、一見するとかなり下がっているように見えますが、会員数が増えれば当然ギャラは跳ね上がるでしょう」
今後コンテンツが拡充すれば、会員数のさらなる増加も期待できそうだ。『ダウンタウンプラス』はどこまで盛り上がっていくだろうか――。
鎮目博道
テレビプロデューサー。92年テレビ朝日入社。社会部記者、スーパーJチャンネル、報道ステーションなどのディレクターを経てプロデューサーに。ABEMAのサービス立ち上げに参画。「AbemaPrime」初代プロデューサー。2019年独立。テレビ・動画制作、メディア評論など多方面で活動。著書に『アクセス、登録が劇的に増える!「動画制作」プロの仕掛け52』(日本実業出版社)『腐ったテレビに誰がした? 「中の人」による検証と考察』(光文社)