日頃お世話になっているインスタントカップ麺。手軽さでついつい買いだめし、同じ商品ばかり食べてしまう人も多いだろう。

 いくらおいしくても、同じものばかり食べていては飽きてしまう。元祖B級グルメライターの田沢竜次氏がこう提案する。

「カップ焼きそばに目玉焼きを乗せる、カレーヌードルにバターと牛乳、中濃ソースを垂らすだけでも、案外簡単に味わいがグレードアップするもの。ご自分でいろいろ挑戦してみてもきっと楽しいと思いますよ」

 今回は、弊サイト編集部イチオシのカップ麺簡単アレンジを3つご紹介。ぜひ、日々の即席麺ライフに取り入れてみていただきたい。

■あのカップうどんが驚きの変化

 1つ目は日清『どん兵衛』(254円・税込)。加える熱湯は少し多めに、その後500Wの電子レンジで3分間「チン」するだけで完成だ。

 ポイントは『どん兵衛』を耐熱容器に移すこと。カップのまま電子レンジで温めては、火花が出たり容器が変質する危険があるからだ。

 また、カップ麺のうどんは細麺ということもあって、「コシや歯応えが物足りない」という消費者の声も耳にするが、この一手間でモチモチとした生麺のような食感になる。

『どん兵衛』製造元の日清食品の公式ホームページには、さまざまなアレンジレシピが載っているが、他社の製品でも参考にできそうなものも少なくない。

 ということで、日清食品の公式ホームページを参考に、サンヨー食品『カップスター醤油』(231円・税込)に酢とラー油を回し入れてみた。すると、いつもの醤油ラーメンが酸辣湯ふうに。

 前出の元祖B級グルメライターの田沢氏も「アレンジの幅が広がりそう」と、こう語る。

「この2つの調味料でグッと本格さが出ます。ただ、お酢の量には少し注意が必要。カップスター自体が素朴な味わいなので、他にもアレンジができるのではと期待が膨らみますね」(前同)