芸能界、スポーツ界を揺るがす事態をもたらしているオンラインカジノ問題。過去に関与していると報じられて自身もそれを認め、活動自粛に入ったお笑いコンビ・令和ロマンの高比良くるま(30)の復帰時期もいまだ見えていないようだ。
3月13日、日本プロ野球選手会は公式サイトでオンラインカジノ問題について報告し、謝罪した。会員及び球団関係者から利用者が判明したことについて《大変遺憾であり、ファンの皆様や関係者の信頼を裏切りお騒がせしてしまったことについて深くお詫び申し上げます》とした。
同日には警察庁がオンラインカジノの利用実態に関する調査の結果を発表。推計で利用者は300万人を超えており、賭け金は1兆円以上になると明らかにし、世間にはさらなる衝撃が走っている。
そんなオンラインカジノを巡っては、吉本興業に所属する複数の芸人がオンラインカジノで賭博をした疑いで警視庁から任意で事情聴取を受けたとされ、くるまも関与していると毎日新聞などが報道。
くるまは2月15日にコンビのYouTubeチャンネルを更新し、オンラインカジノで遊んだことがあると認めて謝罪。事情聴取を受けたとも明かし、時期については「2020年末ほどまで1年ほど続いておりました」と最後にオンラインカジノに触れたのは約4年前だとも説明。YouTube更新の4日後、2月19日に芸能活動を自粛することを発表した。
「間もなく自粛に入って1か月が経とうとしていますが、いつ復帰するのか、復帰への動きも聞こえてきていません。一方、相方の松井ケムリさん(31)は1人で奮闘しています」(バラエティ番組制作会社関係者)
ケムリは3月12日深夜、くるまがMCをを務めるバラエティ番組『ひっかかりニーチェ』(テレビ朝日系)にゲスト出演。
ケムリは、進行を務めるテレビ朝日の三谷紬アナウンサー(30)に「すいません、ご迷惑をおかけしました」と挨拶すると、三谷アナも「こちらこそ、ご迷惑をおかけし申し訳ない」と謝罪返し。ケムリは「ここのせいじゃないですよ。ご迷惑はおかけされてないです」と話し、「彼のしたことは決して許されることではない」と続けてスタジオの笑いを誘っていた。
また、同じくMCの永野(50)に「大変だったでしょ?」と言われると、「まあまあ。でも本当にそうなったとき、僕的にはちょっと休みが増えてラッキーかな、ぐらいの」と応じていた。