2024年12月9日に77歳で逝去したフリーアナウンサー・小倉智昭さんのお別れ会が3月17日に東京・表参道のBLUE NOTE TOKYOで行なわれ、参加した二宮和也(41)の涙と言葉に多くのファンが感動の声を上げている。

 小倉さんは2006年から2010年まで放送された嵐の冠番組『嵐の宿題くん』(日本テレビ系)にレギュラーとして出演。さまざまな企画を一緒にやっていくうちに仲が深まり、プライベートでも交流する関係になったことはファンにも知られた話。

『嵐の宿題くん』での共演以来、小倉さんはメンバーから「オグさん」と呼ばれ、お互いの誕生日にはプレゼントを贈り合う仲に。小倉さんは今までリリースされた嵐のシングルとアルバムはすべてチェックし、コンサートにも毎年のように足を運んでいたという。

 小倉さんが亡くなった際には、

《小倉さん…嵐の宿題くんでの数々の思い出が》
《オグさん… 嵐の宿題くんの、5人とのやりとりとあの雰囲気が好きでした》

 などのコメントが多数寄せられ、《嵐の宿題くん》はXのトレンド入りするほどだった。

 小倉さんのお別れ会に参加した二宮は『嵐の宿題くん』以前から交流があったとし、1999年に嵐がハワイで行なったデビュー発表を振り返り、「ハワイで中継をつないでお話させていただいたのが出会い。出会いはグループ結成の99年です。バラエティを一緒にやって初めて小倉さんの偉大さを感じた」と語った。

 また、「その日に番組に遊びに来てくださる人たちのドラマだったり、映画だったりはもちろん見てるし、自分が気になってるものもそうですし、これから訪れる方々の作品見てるんですけども」と小倉さんの人柄についても言及。

 続けて「それとは別枠で嵐のDVDだったり、音楽だったり、うちのメンバーが出てるドラマや映画は時間を割いて見てくれていた」とも語った。

 そのうえで「本当にお父さんのようなというか……。もうお父さんでした。“こいつのこと頼むね”と番組に僕らのことを根づかせていくこともしていただいたりとか……。お父さんでした」と感謝の言葉を述べた。