広瀬すず(26)主演の連続ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』(TBS系/金曜午後10時)の第9話が、3月21日に放送される。最終章に入り、視聴者の考察が盛り上がる一方で、なかなか進まない物語に不満の声も出ている。

 同ドラマは、女性漫画誌『Kiss』(講談社)で連載された、浅見理都氏による同名作品が原作。時代を超えた2つの事件に巻き込まれた、親子の“愛と運命”が交錯するヒューマンクライムサスペンス。残された放送回はわずかだが、またもや怪しい人物が出てきそうだ。

 14日放送の第8話は、松風(松山ケンイチ/39)は赤沢(藤本隆宏/54)を疑いはじめ、彼につながる手掛りを求めて父・久世正勝(篠井英介/66)に会いに行く。正勝は、赤沢は捜査のためなら危ない橋も渡る男であるため、気をつけるよう忠告。さらに、主人公・心麦(広瀬)の父の春生(リリー・フランキー/61)も赤沢に疑念を抱き、亡くなる少し前に会いにいったと明かした。

 そんな中、心麦は赤沢の妻・京子(西田尚美/55)に会いにいく。京子は、心麦が林川歌であることを隠していたことを謝罪するが、それをなかったことにしてほしいと、口止め料として1億円が入った通帳を差し出した。一方、神井(磯村勇斗/32)は、東賀山事件の鍵を握る最後の人物・廣島育美に辿り着き……という展開。

 京子がますます怪しくなり、ラストでカラビナリュックの男の正体が弁護士の鳴川徹(間宮啓行/66)であることが判明。X上では、《カラビナ男が鳴川だとは思っていたけど、このまま黒幕ってわけではなさそう。黒幕は赤沢妻で林川家旦那と実は不倫してて、それで生まれた子供が歌ちゃんということはありえるか…?》などと、考察が過熱している。